逆転優勝懸けた大一番へ――川崎・鬼木監督は「自分たちらしいサッカーをやるだけ」

2017年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちのゲームには程遠かったが…」

川崎を率いる鬼木監督。最終節へ「自分たちらしいサッカーをやるだけ」と語った。(C) SOCCER DIGEST

[J1リーグ33節]浦和 0-1 川崎/11月29日/埼玉

 J1リーグは11月29日、33節の残り1試合となる浦和レッズ対川崎フロンターレが行なわれ、1対0で川崎が勝ち、リーグ優勝決定は最終節に持ち越された。

 試合後、川崎の鬼木達監督は、「自分たちのゲームには程遠かったが、今シーズン通じての粘り強い戦いをして勝てたのは評価できるし、これで次につながったので良かったと思う」と、試合内容には不満を示しながらも、逆転優勝へ可能性を残したことに安堵の表情を見せた。

 川崎は逆転優勝に向けて、最終節のホーム・大宮戦での勝利が絶対条件となる。そのうえで、鹿島の敗戦、もしくは引き分けが必要になるが、大一番はすでにチケットが完売。サポーターの大きな後押しを受けて戦うことができる。

 鬼木監督は、「(ラストの)この3試合で自分たちがやることは決まっていて、それは勝つということだけだった。あと2日あるので、もっと自分たちらしいサッカーができるようにやるだけです」と語り、最後は川崎らしい攻撃サッカーをホーム等々力で繰り広げ、運を引き寄せるつもりだ。最終節は12月2日、9試合が14時からの同時刻キックオフとなる。

【浦和 0-1 川崎】PHOTO 川崎が接戦を制し勝利。優勝の行方は最終節へ
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