乾貴士がまたもゴールの起点に! エイバルは今シーズン初の連勝を飾る

2017年11月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

暫定ながらエイバルは14位に浮上

先制点に絡むプレーで勝利に貢献。単調になりがちなエイバルの攻撃にアクセントを加えていた。(C)Getty Images

 現地時間11月25日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第13節のアラベス対エイバルは、アウェーのエイバルが2-1の勝利を収めた。乾貴士は今シーズン9試合目のフル出場こそかなわなかったものの、85分まで左ウイングとしてプレー。勝利に貢献している。
 
 32分、その乾のシュートの跳ね返りをジョアン・ジョルダンが豪快に叩き込んで先制したエイバルは、この日もインテンシティーの高いプレーを90分を通じて貫き、69分には、5-0の大勝を飾った前節のベティス戦でも、インパクトのある活躍を見せたMFイバン・アレホとFWシャルレスのコンビから、追加点を奪う。
 
 そのシャルレスは終了間際のラフプレーで退場となるが、ホームのアラベスは44分にFWクリスティアン・サントスがこの日2枚目のイエローカードで退場していたこともあり、大きなダメージにはならなかった。
 
 アディショナルタイムにアラベスFWブルギのゴールで1点を失ったものの、エイバルは今シーズン初の連勝に成功。アウェーで貴重な勝点3を獲得した。
 
 乾は3ゴールの起点となった前節に続き、とりわけ攻撃面で強烈な存在感を放った。力強くてシンプルだが、やや直線的で硬質になりがちなエイバルの攻撃に、軽快なリズムと意外性をもたらし、改めてチームに不可欠な存在であることをアピールしていた。
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