【ACL採点&寸評】浦和 1-1 アル・ヒラル|MOMは貴重な先制弾のR・シルバ。好セーブが光った西川も評価

2017年11月19日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――西川は絶体絶命のピンチを2度も防ぐ。

【警告】浦和=宇賀神(12分) アル・ヒラル=ミレシ(4分)、ハルビン(38分)、ジャハファリ(47分)、アルアビド(66分)、アルブライク(90+1分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ラファエル・シルバ(浦和)

[ACL決勝 第1戦]浦和 1-1 アル・ヒラル/11月18日/キング・ファハド・スタジアム

【チーム採点・寸評】
浦和 6
7分にワンチャンスを活かしてR・シルバが先制ゴールを奪取。その後は攻め込まれる時間が続き、37分には同点に追い付かれた。それでも相手の猛攻を凌ぎ、アウェーでの第1戦をドローで終えたのはホームでの第2戦へ向けて悪くない結果だ。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
1失点したものの、32分、37分にはビッグセーブで絶体絶命のピンチを防ぐ。守護神として評価されて然るべき出来だった。

DF 
6 遠藤   6
右SBとして機を見てオーバーラップを仕掛けたが、右サイドハーフの武藤との連係はイマイチ。ここ数試合で光った好クロスも影を潜めた。

5 槙野智章 6.5
相手エースのハリビンに粘り強く対応。日本代表の欧州遠征で自信を深めたのか、堂々としたパフォーマンスだった。
 
22 阿部勇樹 6
失点シーンではハリビンに上手く前を向かれてしまった。それでも読みを利かせた守備は効いていた。

3 宇賀神友弥 5.5
前への守備は良かったが、裏を取られるシーンが多かった。前半は何度もサイドで起点を作られ、失点シーンでも競り負けて中に折り返されてしまった。
 
MF
16 青木拓矢 6
スペースに釣りだされるシーンはあったが、最終ライン前の防波堤として奮闘。正確なフィードも光った。
 
10 柏木陽介  
興梠の近くにポジションを取り、ふたりでカウンターを狙った。ラストパスはやや精度を欠いたものの、攻撃に変化を加えられる貴重な存在だった。

15 長澤和輝  (77分 OUT)
攻守のリンクマンとして低い位置からボールを持ち運び、前線につなげた。先制点は彼のパスから始まった。もっとも荒れたピッチでボールコントロールが乱れる場面も。

次ページ浦和――R・シルバは前半早々に貴重な仕事。

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