レバンドフスキや香川を発掘したドルトムントの敏腕スカウトが退団か!? あの名門が引き抜きを画策

2017年11月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

かつてはバイエルンも獲得を狙う。

引き抜きの噂が上がったミスリンタート。だが、ドルトムントは徹底抗戦の構えだ。(C)Getty Images

 11節を消化したブンデスリーガで4試合連続で白星から遠ざかっているドルトムントが、ピッチ外でも危機に晒されている。
 
『ESPN』によれば、プレミアリーグの名門アーセナルがドルトムントのスカウト部門のトップを務めるスベン・ミスリンタートの引き抜きを画策しているという。
 
 2007年にドルトムントに入団したミスリンタートはロベルト・レバンドフスキ(現バイエルン)、ピエール=エメリク・オーバメヤン、ウスマンヌ・デンベレ(現バルセロナ)、香川真司らを発掘した敏腕として知られる。トーマス・トゥヘル監督が率いていた16-17シーズンには指揮官との対立により退団の噂も浮上したものの、首脳陣の説得により残留していた。
 
 その手腕はドイツ国内で高く評価され、かつてはバイエルンも獲得に動いたほど。独専門誌『キッカー』によればアーセナルとの交渉は進展しているようで、ミスリンタートもプレミアリーグへの挑戦に興味を示しているという。
 
 アーセナルがどのようなポストを用意しているのかは明らかになっていないが、ドルトムントは徹底抗戦の構えを見せている。とりわけミヒャエル・ツォルクSDはその手腕を高く評価しており、今のところ引き抜きに応じるつもりはないようだ。
 
 ミスリンタートとドルトムントの契約は21年まで。この目利きがどのような決断を下すのか、注目が集まる。
 
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