【W杯アフリカ予選】再試合は逆の結果に! 勝ったセネガル、日韓大会以来の大舞台へ!!

2017年11月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半で2点を先取して24番目の出場国に!

日韓大会で旋風を巻き起こしたセネガル。今回もマネ、クリバリ、ニアングら好選手を多く擁しており、ロシアでも注目を集めるだろう。なお予選最終節(14日)、彼らはホームで再び、南アフリカと対戦する。 (C) REUTERS/AFLO

 11月10日(現地時間)、ロシア・ワールドカップのアフリカ最終予選で、南アフリカ対セネガルの最試合が行なわれ、2-0で勝利したセネガルが、2002年日韓大会以来となる2度目の本大会出場を決めた。

 
 この試合は2節に組まれていたもので、昨年11月に行なわれ、南アフリカが2-1で勝利したが、ガーナ人の主審が試合捜査の不正を働いたとして、試合は無効、再試合となり、主審はスポーツ仲裁裁判所から永久資格停止処分を下される事態となっていた。
 
 それから1年後、改めて行なわれた一戦では、アウェーのセネガルが12分に先制。リバプール所属のマネが右サイドから通した完璧なスルーパスを、ウェストハムでプレーするサコが合わせて、難なくゴールネットを揺らした。
 
 序盤でリードを奪って優位に立ったセネガルはさらに38分、幸運なかたちで追加点を奪う。サコのクロスを受けてマネが決定的なシュートを放つと、これはGKがブロックするも、マネを追走した南アフリカDFムキゼが躓いて倒れる際に頭でこぼれ球を自陣ゴールに押し込んでしまったのだ。
 
 試合は、この試合で勝たなければ本大会行きの望みが潰える南アフリカが、時間とともに攻勢を増していくが、セネガルはGKヌディアイェの好守などによってこれをしのぎ切り、クリーンシートを達成。これで勝点を11に伸ばしたセネガル。2位ブルキナファソとの勝点差が5に開いたことで、1試合を残して首位を確定させた。
 
 初出場となった日韓大会では、開幕戦で王者フランスを下すというサプライズを起こし、快進撃を見せてベスト8入りを果たしたセネガルが、4大会ぶりにW杯の舞台に帰ってきた。
 
 これでロシアW杯の出場国は以下の通り、24か国が決定した。アフリカに残されたのは残り2枠。同大陸の予選最終節は、14日まで行なわれる。
 
◇本大会出場国
開催国:ロシア
欧州:ベルギー、イングランド、ドイツ、スペイン、ポーランド、セルビア、アイスランド、フランス、ポルトガル
南米:ブラジル、ウルグアイ、アルゼンチン、コロンビア
北中米カリブ:メキシコ、コスタリカ、パナマ
アフリカ:ナイジェリア、エジプト、セネガル
アジア:イラン、日本、韓国、サウジアラビア
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