日本代表が警戒すべきブラジル代表の要注意人物! ネイマールやもちろんパウリーニョやマルセロも…

2017年11月06日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ネイマールとコウチーニョは怪我を抱えるが…。

ブラジルにはネイマール(左上)やG・ジェズス(右上)のアタッカーはもちろん、パウリーニョ(右下)やマルセロ(左下)ら中盤と最終ラインにも要注意人物が。(C)Getty Images

 11月のヨーロッパ遠征でブラジル代表、ベルギー代表と戦う日本代表。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督政権下では初となる強豪国との連戦は、ロシア・ワールドカップに向けて重要な試金石となる。
 
 11月10日にフランスのリールで戦うブラジル代表は、ほぼベストメンバーを招集。中でも日本代表が警戒すべき5選手をご紹介しよう。
 
要注意人物01
ネイマール(パリSG)
 言わずとしたブラジルの至宝は、今夏にバルセロナからパリSGへ2億2200万ユーロ(約289億円)で移籍し、「サッカー史上最高額の男」になった。日本は2014年10月の親善試合でこの背番号10たった一人に4ゴールを奪われており、同じ過ちを何としても回避したい。10月22日のパリSG戦でマッチアップしたマルセイユ所属の酒井宏樹は、周囲と連動してなるべく1対1の状況を作らないような守り方をしていた。日本代表でも同じようなディフェンス組織を作れるか。ただ、このエースは10月31日のアンデルレヒト戦で負傷し、11月4日のアンジェ戦を欠場。日本戦の出場は五分五分か。
 
要注意人物02
ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・C)
 ネイマールらとともにリオ五輪優勝に貢献し、今年1月にマンチェスター・Cへ加入。入団2年目の今シーズンはセルヒオ・アグエロとのダブルエースに君臨し、セレソンでも不動のCFに定着した驚異の20歳だ。スペース突くセンス、冷静なフィニッシュワークが冴える。ハリルホジッチ監督も「彼は世界で一番上手いアタッカーだと考えている」と警戒しており、吉田麻也ら日本代表ディフェンス陣には高い集中力が求められる。
 
要注意人物03
コウチーニョ(リバプール)
 所属するリバプールでは中央か左サイドを担うが、セレソンでは右サイドが主戦場。今夏はバルセロナへの移籍騒動で揉めたものの、徐々にコンディションを上げており、最近は持ち前の創造性溢れる崩しを随所で見せている。ただ彼も怪我を抱えており、リバプールでは直近3試合でベンチ外。ネイマールとコウチーニョが欠場となれば、同じく小柄なドリブラーであるウィリアンとドグラス・コスタが代役を務めるか。いずれにしても、左SBの長友佑都には武器である粘り強いマーキングで対抗したい。

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