アルゼンチン:サベーラ監督がイタリアへ選手視察。イタリア:トーニは白旗|W杯出場国情報

2014年04月29日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

ガゴの代役候補としてカンビアッソもチェック対象に。

選手の状態を確かめるため、アルゼンチン代表のサベーラ監督がイタリアへ。各国とも、いよいよW杯モードに。 (C) Getty Images

【アルゼンチン代表】サベーラ監督がイタリアを訪れ代表選手をチェック
 
 アルゼンチン代表のアレハンドロ・サベーラ監督は、助監督のクラウディオ・グナリ、フィジカルコーチのパブロ・ブランコとともにイタリアを訪れ、フィオレンティーナとナポリのコッパ・イタリア決勝(5月3日)、そしてミラノ・ダービー(5月4日)を視察する予定だ。
 
 ナポリのゴンサロ・イグアインとフェデリコ・フェルナンデス、インテルのウーゴ・カンパニャーロ、ロドリゴ・パラシオ、リカルド・アルバレスという代表選手のコンディションをチェックするだけでなく、7人目のDF候補(アトレチコMGのニコラス・オタメンディと競合)としてフィオレンティーナのゴンサロ・ロドリゲス、怪我をしているフェルナンド・ガゴ(ボカ)の復帰が間に合わない場合に備えて、インテルのエステバン・カンビアッソもチェックの対象になっている。
 
【イタリア代表】トーニ「ワールドカップ? 諦めるしかない」
 
 4月27日のカターニャ戦でシーズン19得点目となる先制ゴールを挙げたルカ・トーニは、試合後のインタビューでこうコメントしている。
 
「ついこのあいだまで、得点王を狙える状況なんて考えてもみなかった。36歳で得点王争いをしているというのは、かなり特別なことだと思う。ワールドカップ? できることはなにもない。先日の代表候補合宿には、僕も、フランチェスコ・トッティも呼ばれなかった。心静かに現実を受け入れて諦める以外にない」
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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