ガーナ代表の主砲ギャンが意外なビジネスに着手! 気になるその内容は…

2017年10月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ガーナ大統領も容認したビジネスは?

トルコ・リーグでは怪我続きで満足のいく結果を残せていないギャンだが、ピッチ外ではビジネスマンとしての才能を見せている(?)。 (C) Getty Images

 現役引退後のセカンドキャリアで思い悩んで苦労する選手が少なくないなかで、ブラックスターズ(ガーナ代表の愛称)のエース、アサモア・ギャンは将来を見据え、新ビジネスを立ち上げたようだ。現地時間10月25日に英紙『The Sun』が報じた。
 
 来月22日で33歳と、ベテランの域に達したギャンが引退を前に参入しようとしているのは、航空ビジネスだ。その会社名もユニークで、自身の愛称にちなんだ「ベビージェット」となっている。
 
 これは、ガーナのナナ・アクフォ=アドゥー大統領が、現地で開催されていた航空会社の博覧会である『アフリカ・エアショー』で明らかにしたもので、同大統領は「代表のキャプテンであるギャンは、我々に航空会社の設立許可を申請してきた。私はそれに、OKサインを出したよ」と話したという。
 
『The Sun』紙によれば、現在トルコのカイセリスポルに所属しているギャンは、急速に成長している航空ビジネスに強い関心を抱いているようで、トルコ・リーグでプレーする傍ら、母国の周辺国にも業務提携を呼びかけているという。さらに軌道に乗るまでは、旅客ではなく、貨物飛行機の運航をメインに運営していくことも明らかになっている。
 
 今夏の移籍市場でUAEのアル・アハリからカイセリスポルに加わったギャンは、怪我に悩まされ、今シーズンはリーグ9節終了時点で出場わずか3試合で無得点と、ピッチでは思うような結果を残せてはいない。
 
 怪我も絶えず、現役引退もちらついているブラックスターズの主砲の新たな挑戦は、セカンドキャリアに悩む選手たちのロールモデルにもなり得るだけに目が離せない。
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