本田圭佑を現地メディアが絶賛!「稲妻ホンダ、君臨!」「元ミラン10番の価値を証明」

2017年10月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「イダルゴで夢のような夜を過ごした」。

ハイパフォーマンスでパチューカをメキシコ杯ベスト8へと押し上げた本田。その出来を地元メディアが絶賛した。 (C) Getty Images

 そのハイパフォーマンスに地元メディアから称賛の声が鳴りやまない。
 
 現地時間10月25日に行なわれたメキシコカップの決勝トーナメント1回戦で、パチューカはサカテペク(2部リーグ)に5-0で大勝を収めた。この試合で誰よりも輝いていたのは、右サイドで先発出場した本田圭佑だった。
 
 日本代表MFは立ち上がりから攻撃の起点となると、チームが1点をリードした36分、得意の左足から強烈なミドルシュートを繰り出してゴールネットを揺らす。
 
 さらに前半終了間際の45分にも、味方との連携で相手ゴール前へ抜け出した本田は、GKの動きを冷静に見極めてゴールをゲット。パチューカのリードを3点に広げる貴重な追加点を決めた。
 
 後半も60分にヘルマン・カノが決めたチーム5点目の起点ともなった本田は、国内リーグ戦から中3日での連戦ということもあり61分にベンチに退いたが、試合後の現地メディアには2部リーグのクラブが相手とはいえ、メキシコ移籍後初の2ゴールという本田の圧巻パフォーマンスを称賛する見出しが躍った。
 
 メキシコ・メディア『SDP』は、パチューカのサカテペク戦勝利を伝えたうえで、本田について「ケイスケ・ホンダはイダルゴ(パチューカの本拠地)で、2得点を挙げて、夢のような夜を過ごした」と賛辞を贈った。
 
 また、メキシコ・メディア『Zocalo』は、右サイドから仕掛けて左足の弾丸シュートがネットを揺らした本田の1点目について「ペナルティーエリアの角から目の前の相手をかわし、GKビクトル・エルナンデスが止めるのは不可能な角度にシュートを放った」と分析し、「稲妻ホンダ、君臨!」と称えた。
 
 さらにメキシコ・メディアからの称賛は続く。『INVICTOS』は、鮮烈な左足の一撃について、「ホンダは右サイドでボールを受けると、DFをかわして自らスペースを見つけた。壮観な左足でシュートを放ち、相手GKはノーチャンスだった」とレポートした。
 
 同メディアは公式戦4試合連続で先発出場を続けている本田ついて、「元ACミランの10番であることを少しずつ証明している」と綴り、日本代表MFの状態が上向いてきていることを紹介した。
 
 メキシコ移籍後初の2ゴールで現地のメディアを驚嘆させる「ザ・ケイスケホンダ・ショー(Azteca Deportes)」を見せつけたパチューカの背番号2は、来夏のロシア・ワールドカップ行きを手中に収めるべく、そのコンディションは着実に仕上がってきているようだ。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事