イブラは40歳過ぎても現役? あの敏腕代理人が「あと5~6年はやれる」と復活を明言

2017年10月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

これまでの移籍の舞台裏も明かす。「彼に望まないことさせるのは不可能」。

完全復活の時が迫るイブラヒモビッチ。2017年内にピッチに戻ってくることはできるだろうか? (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は先日、長期離脱中のズラタン・イブラヒモビッチについて、「適切な時期に復帰できるよう彼に時間を与えている」と今年中に復帰する可能性を言及した。4月に膝の靭帯を負傷した際には、現役引退の恐れも懸念された36歳だが、いよいよピッチへの復帰の時が迫ってきている。
 
 丹念なリハビリを重ねてきたイブラヒモビッチは、自身のSNSで定期的にコンディションを披露し、その驚異の回復力で世界を驚かせてきた。『ESPN』によると、ミーノ・ライオラ代理人が、スウェーデン・メディアで、「彼はまだまだやれる。少なくともあと5、6年はやれるね」と、40歳を過ぎてもイブラヒモビッチが現役を続けられると主張したという。
 
 ライオラ代理人は、「私は彼のためにずっと働いてきたんだ。次は私が返してもらう番だよ」と、冗談めかしつつも、イブラヒモビッチがまだスパイクを脱ぐことはないとの見解を示している。
 
「子どもたちも大きくなって、私もお金が必要なんだ。私たちは、彼が私のためだけにあと5年働くということで合意しているんだよ」
 
 長年に渡ってエージェント契約を続けているライオラとイブラヒモビッチだが、ミランからパリ・サンジェルマンに移籍するときには衝突もあったという。
 
「彼は私と話すことを望まず、戦いになったよ。彼はミランを去りたくなかったんだ」
 
「イブラヒモビッチがパリSGを望んでいなかったのか?」との問いに対して、ライオラ代理人は、「バルセロナからインテルに移籍するアイディアも気に入っていなかった」としつつ、最終的には本人が納得したうえでの移籍であることを明らかにしている。
 
「世界中のどんな野獣でも、武器でも、爆弾でも、彼に彼が望まないことをさせるのは不可能だ。それは私であってもね」
 
 常に我が道を突き進んできたイブラヒモビッチ。マンチェスター・Uとの新契約は今シーズンいっぱいまでだが、その先に彼が見据えているものは一体何なのだろうか。もちろん、まずはピッチへの復帰が最優先事項だが、今後のキャリアから目が離せない。
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