岡崎慎司が値千金弾をゲット! レスターの7試合ぶりの勝利に貢献

2017年10月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半開始早々に大仕事!

積極果敢なプレーでチャンスに絡み続けた岡崎は、後半に見事ゴールをゲットした。 (C) Getty Images

 現地時間10月21日、スウォンジーのリバティー・スタジアムで、プレミアリーグ9節のスウォンジー対レスター戦が行なわれた。
 
 降格圏の18位に沈むレスターは、4日前にクレイグ・シェイクスピア監督を解任。この試合はマイケル・アップルトン暫定監督が指揮する初の公式戦となった。仕切り直しの一戦のシステムは4-4-2を採用。2トップはエースのジェイミー・ヴァーディーと注目の日本代表FW岡崎慎司が形成した。
 
 開始早々の54秒に岡崎がヘディングシュートを放ってファーストチャンスを掴むなど、試合は立て直しを図るレスターが、ゴール前へ素早く攻め込むハイテンポなサッカーを展開。序盤戦の主導権を握った。
 
 そのなかで岡崎は、下がってボールを受けて的確なポストプレーで攻撃の起点となって存在感を示すと、18分には敵ゴール前のこぼれ球を泥臭くスライディングシュートで狙ったが惜しくも相手DFに弾かれた。
 
 立ち上がりから攻め続けたレスターは、その積極性が実り、先手を取る。
 
 25分、岡崎が左サイドに大きく展開。これを受けたリャド・マハレズが左コーナーフラッグ付近からドリブルで持ち込み、ライナー性の球足の速いボールをボックス内に蹴り込む。これを相手DFのフェデリコ・フェルナンデスがヘディングでブロックするも、ボールは無情にもネットに突き刺さった。
 
 オウンゴールではあったものの、6試合ぶりに先制に成功したレスターは、守備でも連動したプレーでスウォンジーの攻撃陣に枠内シュートを1本しか打たさず封殺。リードを保ってハーフタイムに突入した。
 
 まるで良いところなく前半を終えたスウォンジーは後半開始とともに韓国代表MFのキ・ソンヨンを投入。布陣も4-3-3から4-2-3-1へと変更して巻き返しを図った。
 
 しかし、そんなホームチームの意図とは裏腹にレスターが追加点を挙げる。
 
 49分、左サイドを攻め上がったマーク・オルブライトンからのクロスボールをファーサイドで待っていたマハレズが、中央へと折り返すとこれを岡崎が押し込んだ。
 
 岡崎は、これが今シーズンのプレミアリーグ4点目。2015-16シーズンに記録した自己ベストの5ゴールへあと一つに迫った。

 2点目を追加したレスター、56分にCKの流れからオルフィ・モーソンに決められてしまい1点差に詰め寄られる。
 
 しかし、その後は岡崎を守備的MFのアンディ・キングに代えるなど逃げ切り態勢を固め、試合終盤の相手の猛攻を何とか耐え凌ぎ、2-1でプレミアリーグでは2節のブライトン戦以来となる白星を挙げた。

 
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