【J1採点&寸評】磐田2-2 新潟|残留への“覚悟”を示した新潟が奮闘。MOMは全得点に絡んだ…

2017年10月21日 梶山大輔(サッカーダイジェスト)

磐田――新潟の勢いに苦しみ、ドローに持ち込むのが精一杯。

【警告】磐田=櫻内(43分)、高橋(92分) 新潟=富澤(62分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ホニ(新潟)

[J1リーグ30節]磐田2-2新潟/10月21日/ヤマハ
 
【チーム採点・寸評】
磐田 5
必勝を期した新潟の勢いに呑まれ、キックオフから受け身に回る。得意のカウンターに持ち込めず、流れのなかで崩し切るに至らなかった。アディショナルタイムに追いつきドローに持ち込んだが、ふがいない出来にブーイングが飛ぶ。
 
【磐田|採点・寸評】
GK
21 カミンスキー 5.5
雨のなかのプレーだったが、キャッチングは安定していた。ただ、ロングキックの精度を欠き、攻撃の停滞を生む要因に。
 
DF
41 高橋祥平 5.5
3バックの右で先発し、前半途中から左サイドバックへ。冷静な対応が光ったが、慣れないポジションでやや窮屈そうだった。
 
3 大井健太郎 6
空中戦の強さは流石で、セットプレーからゴールも奪う。終盤は前線へ上がり、パワープレー要員となったが、良質なクロスボールがこなかった。
 
35 森下 俊 5.5
中距離のフィードはまずまず安定。サイドのスペースに釣り出されることが多く、ホニとのバトルは後手を踏んでしまった印象だ。
 
MF
5 櫻内 渚 5.5
立ち上がりは伊藤に押し込まれ、オーバーラップを仕掛けられず。ただ、徐々に持ち直して、チーム1位の走行距離を記録した。
 
40 川辺 駿 5.5(76分 OUT)
ボランチでスタートし、前半途中からトップ下へ。持ち前の推進力を活かして積極的にシュートを放った。後半は再びボランチに戻ったが、リズムを出せず。
 
8 ムサエフ 5.5(64分 OUT)
勢いを持って攻めてくる新潟に対し、守備に専念せざるを得なかった。バランスを取るのに苦慮したまま、64分にベンチへ。
 
13 宮崎智彦 6
先制を許した後のシステム変更に伴い、ボランチに回る。丁寧なビルドアップで攻撃を構築し、ポゼッションの起点となった。
 
10 中村俊輔 6(64分 OUT)
大井のゴールをアシストするなど、プレースキックの精度は文句なし。相手がファウルを与えるたびに、チャンスを生んでいた。
 
15 アダイウトン 
アディショナルタイムに同点弾を叩き込み、ドローの立役者に。ただ、マッチアップした小泉の徹底マークに苦しみ、流れのなかでは輝けず。

次ページ磐田――上田が同点ゴールをアシスト。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事