あと1分耐えていれば…新潟が土壇場で追いつかれ痛恨ドロー。磐田は得意のFKから2ゴール

2017年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

右サイドを疾走したホニは、守備でも大きく貢献した。

好守に奮闘したホニは1ゴール・1アシストと結果を出した。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ30節]磐田2-2新潟/10月21日/ヤマハ
 
 J1リーグ30節の磐田対新潟が21日、ヤマハスタジアムで行なわれ、2-2の引き分けに終わった。
 
 負ければ降格が決定する新潟は、17試合ぶりに勝利した前節・G大阪戦と同様にハードワークし、アグレッシブに仕掛けていく。
 
 すると25分、加藤のパスがDFに当たってペナルティエリア内にこぼれ、これを拾ったホニが先制点を挙げた。39分には中村俊輔のFKから大井健太郎に決められて同点とされるも、前半終了間際の45+2分にホニのクロスに河田篤秀が合わせて再びリードを奪った。
 
 後半は磐田にボールを持たれる時間が長かったが、選手全員が献身的に走り、身体を寄せて決定的なチャンスは作らせない。とりわけ、右サイドのホニの活動量がすさまじく、攻撃に切り替わると彼のスピードを生かしたカウンターでゴールを脅かした。
 
 しかし、終了間際にわずかな隙を突かれ、セットプレーから痛恨の同点弾を食らってしまう。90+4分、上田康太のクロスをアダイウトンに決められ、その1分後に試合終了。土壇場で勝利を逃した。
 
 他会場で14位の清水が引き分け、15位の甲府が敗れたため、勝点1を得た新潟は今節でのJ2降格を回避した。とはいえ、残り4試合で、甲府と最下位・新潟の勝点差は12。崖っぷちに変わりはなく、次節にも降格の可能性がある。

【磐田 2-2 新潟 PHOTO】新潟が土壇場で追いつかれるも今節の降格は回避
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