ミランが攻撃的布陣でも1点を奪えず…格下AEKアテネとドロー

2017年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

興味深い可変システムにトライしたが…。

スソ(左)を中心に攻めたミランだが、1点が奪えずAEKアテネとスコアレスドローに終わった。(C)Getty Images

 現地時間10月19日、ヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ3節で、ミランがAEKアテネとスコアレスドローに終わった。
 
 セリエAで3連敗してモンテッラ監督の去就問題も騒がれているミランは、スソ、チャルハノール、ボナベントゥーラ、A・シウバ、クトローネとアタッカー5人を同時起用する攻撃的布陣。攻撃時は3-3-4、守備時は4-4-2になる可変システムを採用した。
 
 ミランは絶対的なクオリティー差を活かして序盤からボールを支配して攻め込むが、崩しからフィニッシュが機能不全。なかなかまともなシュートを放てず、逆にミスから二度も敵にチャンスを与えるなど、不満の残る内容のままハーフタイムを迎えた。
 
 後半はやや攻撃の流れがスムーズになり、ビッグチャンスが増えたミランだが1点が奪えず、62分にはA・シウバを下げてカリニッチを投入。さらに73分にボナベントゥーラをケシエ、83分にスソをボリーニに代えた。
 
 最後まで攻めに攻めたミランだが、結局は1点が遠くスコアレスドローで試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
 
 ミランはそれでもELグループDの1位を死守しているが、直近5試合の成績は1勝1分け3敗。内容は必ずしも悪くないが、結果が出ない苦しい時期が続いている。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事