PK阻止率は驚異の6割!マンC守護神が「因縁の相手」にリベンジ達成

2017年10月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

5本中3本のPKをストップ。

プレミア初挑戦ながら期待に違わぬプレーを披露しているエデルソン。8試合で4失点(5完封)と安定感は抜群だ。(C)Getty Images

 現地時間10月17日に行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ3節ナポリ戦で、際立ったパフォーマンスを披露したのが、マンチェスター・シティの守護神エデルソンだ。
 
 2点をリードして迎えた38分、名プレースキッカーとして知られるドリース・メルテンスのPKを間一髪足でセーブ。この1点が決まっていればナポリに流れが行きかねない場面で、大仕事をやってのけた。
 
 マンCは73分にも再びPKを与え、今度はアマドゥ・ディアワラに決められたものの(このシュートもコースは読み切っていた)、ここまでセリエA最多得点を誇る強力攻撃陣を抑えきり、グループ最大のライバルから白星奪取の立役者となった。
 
 エデルソンはベンフィカでプレーしていた昨シーズンのCLでも、PKで抜群の強さを発揮している。グループステージ第4節のディナモ・キエフ戦でジュニオール・モラエス、決勝トーナメント1回戦(第1レグ)のドルトムント戦でピエール=エメリク・オーバメヤンのPKをストップ。第5節のベジクタシュ戦でリカルド・カレスマに決められたとはいえ、3本中2本を止めてみせたのだ。
 
 ナポリ戦の2本と合わせると、CLに限っていえば5本中3本をセーブしていることになる。阻止率は驚異の6割だ。
 
 ちなみに、昨シーズンのベンフィカはCLグループステージでナポリと同組になり、首位通過を懸けて最終節で対戦。メルテンスに決勝点となる鮮やかなシュートを叩き込まれ、1-2で星を落としている。その相手に見事リベンジを達成したわけだ。
 
 メガクラブ初挑戦とは思えない落ち着いた対応と、正確なキックで早くもジョゼップ・グラルディオラ監督の信頼を得ているエデルソン。クラウディオ・ブラーボがプレミアのスタイルにフィットできず、昨シーズンは泣き所となったGKの定位置の座をがっちり掴み、評価は高まるばかりだ。
 
文:ワールドダイジェスト編集部
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