バルサでもマンCでもない! 4大リーグで最もパス成功率が高いのはこのチームだ!!

2017年10月17日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

グアルディオラも絶賛するパスワーク。

スペクタクルなサッカーで勝利を積み重ねているナポリ。同じく魅力的なスタイルで好調を維持するマンCとの対戦は、非常に興味深い。 (C) Getty Images

 欧州4大リーグで最もパス成功率が高いチームはどこか?
 
 バスワークによる崩しがクラブのポリシーであるバルセロナや、そのバルサ出身でポゼッションサッカーの代名詞とも言えるジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティをわずかに上回り、トップの数字を叩き出したのが、セリエAで首位を快走するナポリだ。
 
 そのパス成功率は、89.5パーセント。なお、2位はマンチェスター・Cで89.0パーセント、3位がバルセロナで88.4パーセント、そして4位タイでバイエルンとユベントスがともに88.0パーセントで続いている。
 
 リーグ戦では開幕から無傷の8連勝と絶好調のナポリは、戦術家のマウリツィオ・サッリ監督が植え付けた、流れるようなパス回しが特長で、グアルディオラが「欧州で最も美しい」と絶賛したほどだ。
 
 ともにパス成功率が90パーセント以上を誇るラウール・アルビオルとカリドゥ・クリバリのCBペアはビルドアップの質が高く、中盤では司令塔のジョルジーニョと大黒柱のマレク・ハムシクが小気味いいパスワークでリズムを作る。
 
 そして前線では、ロレンツォ・インシーニェ、ドリース・メルテンス、ホセ・マリア・カジェホンの3トップが、機動力とテクニックを駆使しながら、抜群の連係で敵陣を切り崩す。とりわけ、攻撃の起点になるケースが多いのが左サイドで、左SBのファウジ・グラン、左インサイドハーフのハムシク、左ウイングのインシーニェのパス交換は秀逸だ。
 
 現地時間10月17日、ナポリは奇しくもマンチェスター・Cと対戦する。欧州を代表するパスサッカーの激突には要注目だ。
 
文:ワールドダイジェスト編集部
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