モイーズ監督が解任…ユナイテッドはツイッターで公表

2014年04月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

CL出場権を逃したのが決定打?

ファーガソンの後任はやはり荷が重かったのか、モイーズ(左)はわずか10か月で解任。ギグス(右)が選手兼暫定監督に。 (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督が解任された。現地報道によれば、4月22日午前8時過ぎ、最高経営責任者のエド・ウッドワードが本人に解任を伝え、同8時30分、クラブの公式ツイッターで公表された。

「マンチェスター・ユナイテッドはデイビッド・モイーズが退団したことを発表します。監督としての彼のハードワーク、誠実さ、高潔さに対し、感謝の意をここに記します」

 モイーズの下で選手兼任コーチを務めていたライアン・ギグスが、今シーズン終了まで暫定的に指揮を執る。

 後任には、オランダ代表のルイス・ファン・ハール監督、ドルトムントのユルゲン・クロップ監督、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督、パリ・サンジェルマンのロラン・ブラン監督、ギグスの正式就任などが取り沙汰されている。

 27シーズンに渡ってユナイテッドを率いたアレックス・ファーガソン前監督の退任を受け、モイーズは6年契約を結んで今シーズンから指揮を執っていたが、34節終了現在で7位と低迷。4月20日のエバートン戦に0-2の完敗を喫し、チャンピオンズ・リーグ(CL)の出場権が得られる4位以内に入る可能性が潰えたのが決定打になったようだ。ユナイテッドがCL出場を逃すのは、1995-96シーズン以来だ。
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