【J1展望】甲府×FC東京|かつての指揮官に、好調・甲府のカウンターが猛威を振るう!?

2017年10月14日 サッカーダイジェスト編集部

甲府――3連勝を飾り、残留圏浮上へ。

故障者/甲府=森、若杉 FC東京=平岡、森重、田邉、石川
出場停止/甲府=なし FC東京=なし

J1リーグ 第29節
ヴァンフォーレ甲府―FC東京
10月15日(日)/14:00/山梨中銀スタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
今季成績(28節終了時点):16位 勝点27 6勝9分13敗 19得点・32失点
 
【最新チーム事情】
●前節、柏を下して2連勝を飾る。
●入間川(甲府U-18)、荒木(国士舘大)、太田(日本体育大)、3選手の来季加入が内定。
●石原が今シーズン限りでの引退を発表。
 
【担当記者の視点】
 27節は横浜に3-2、前節は柏に1-0で上位相手に連勝し、好調を維持している。なかでも目を引くのは、ここ2戦で3発のドゥドゥと、彼をサポートするリンスのコンビネーションの良さ。さらに、守備でも柏戦では8試合ぶりに無失点に抑え、攻守両面での充実ぶりが窺える。

 対戦するFC東京は、かつて甲府で指揮を執った安間貴義監督(05~09年)が就任してからポゼッションに力を入れている。それだけに、上位クラブに猛威を振るっているカウンターを活かすには格好の相手と言えそうだ。

 いまだ降格圏に沈むが、15位の広島とは同勝点で得失点はわずかに1差。勢いそのままに、中位に甘んじるFC東京も叩いて3連勝できれば、残留圏浮上は十分にあり得る。

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