【U-17W杯】「消極的になってしまった」森山佳郎監督が悔やんだのは前半の戦い方

2017年10月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

後半に盛り返すも、前半は相手のパワーに屈する。

久保を中心に攻めるも、ビハインドを跳ね返すまでには至らなかった。(C) Getty Images

[U-17W杯グループリーグ第1戦]日本1‐2フランス/10月11日/グワハティ(インド)

「1点に抑えたのは良かったけど、消極的になってしまった」
 フランス戦後のインタビューで森山佳郎監督はこう振り返った。
 
 なかでも指揮官が指摘したのは前半の戦い方だ。U-17日本代表は欧州屈指の強豪を前にフィジカルで圧倒され、初戦のようなアグレッシブさを出せない展開に陥った。

「序盤から守備の安定がせず、僕らも(自分たちで)ボールを失って、相手にチャンスを与えてしまった」と森山監督が話すように、前半はまるで良いところを出せない展開となった。ただ、後半に入ると徐々に改善。指揮官が「後半は押し込んだので、互角に戦うことができた」と言うように、2点目を決められたなかでも戦えていた部分はあった。
 
 次はグループリーグ最終戦のニューカレドニア戦。決勝トーナメント進出を掛けた大一番だ。
「僕らはまだ何も失っていない。決勝トーナメントが本当の勝負なので、ここから頑張っていきたい」(森山監督)。

 若き日本代表はフランス戦の課題を残された時間で改善し、さらなる高みを目指すつもりだ。

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