【日本代表】同点弾を演出した車屋紳太郎。代表デビュー戦の自己評価は?

2017年10月10日 本田健介(サッカーダイジェスト)

急な出番にも「前半から心の準備はしていました」。

代表デビューを果たし、同点ゴールを演出した車屋。しかし、試合後に語った自己評価は……。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[キリンチャレンジカップ2017]日本 3-3 ハイチ/10月10日/日産スタジアム
 
 3-3の引き分けに終わったハイチ戦で車屋紳太郎が代表デビューを果たした。
 
 待望の瞬間を迎えたのは後半開始時だった。長友佑都が足を痛めたことで回って来た急な出場だったが、「前半から心の準備はしていました」とピッチに立った。
 
「様子を見ながらやっていた」という車屋が仕事をしたのは1点を追う後半のアディショナルタイムだ。原口元気のスルーパスを受け左サイドを突破してクロスを送ると、一時は逆サイドに流れたが、そのボールを酒井高徳がシュートし、香川真司のゴールへとつながった。
 
 もっとも代表デビュー戦の自己評価は高くない。
 
「球際で負けたところもありましたし、海外選手特有の寄せの速さも感じました。まだまだです。今後はほかの選手にもチャンスがあると思いますし、(ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は)Jリーグを見ていると言っていたので、そこでアピールするしかないです」
 
 多くの課題を感じたというハイチ戦を経て、再び車屋にアピールの場は訪れるのか。
 
「もっとやらなくてはいけないです。普段の生活から直さなくちゃいけないところはあります。代表に入るには厳しいなと感じました」と話す男は、川崎に戻ってからのさらなる進化を誓った。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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