韓国メディアが日本に嫉妬?NZ戦の勝利に「本田を除いた日本、新たな希望を発見」「やりたい実験をすべてできる」

2017年10月08日 ピッチコミュニケーションズ

先制ゴールを挙げた大迫勇也は「ハリルホジッチ監督の皇太子」。

韓国紙はPKで先制点を決めた大迫の活躍を取り上げた。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[キリンチャレンジカップ2017]日本 2-1 ニュージーランド/10月6日/豊田スタジアム

 ニュージーランドを2-1で下した日本の試合結果は、韓国でも報じられている。
 
「"試合終了3分前に決勝ゴール"日本、ニュージーランドに2-1勝利で脂汗」『sportalkorea』
 
「日本、ニュージーランドを相手にヒヤヒヤ勝利」『ヘラルド経済』
 
「日本、本田抜きでニュージーランドに辛勝」『デイリーアン』
 
 といった具合だが、特に目立つのはハリルホジッチ監督の采配にスポットを当てた記事だ。
 
『ブリッジ経済』は「本田を除いた日本、新たな希望を発見」と見出しを打った記事で、 "海外組の主軸"本田圭佑と岡崎慎司なしでも勝利し、ハリルホジッチ監督の指導力が注目されている」と報道。大迫勇也、久保裕也、武藤嘉紀を3トップに選抜し、香川真司をトップ下に置いたこの日の布陣について触れながら、「以前は本田の足下から攻撃がスタートしていたが、ハリルホジッチ監督の就任後は偏った攻撃は見られなくなった。中央と両サイドを適切に活用した変則的な攻撃にも長けている」と綴った。
 
 特に先制ゴールを挙げた大迫勇也については、「幅広い動きを見せてハリルホジッチ監督の皇太子として浮上した」と絶賛している。
 
 また、『MKスポーツ』は「"倉田が決勝ゴール"日本、ニュージーランドとの親善試合で2-1勝利」と題した記事で、「この日の試合では香川真司を中心としたラインナップで臨み、前半から活発な攻撃を展開した」と試合展開を振り返り、「終盤の集中力で日本が勝った」と締めくくっている。
 
 試合内容について詳しく分析した記事もあった。前出の『sportalkorea』は、「日本がゲームの主導権を握った。試合開始直後の前半7分に香川が打ったゴールポスト直撃シュートを皮切りに勢いづいた日本は、前半だけでも9本のシュートを放った」と紹介し、後半には長友佑都と小林祐希のシュートで流れを完全に掴んだと伝えている。
 
 一方、「"倉田が決勝ゴール"日本、ニュージーランドに2-1勝利」とヘッドラインを置いた『InterFootball』は少々辛口だ。

次ページ韓国はヒディングを代表の技術顧問に抜擢するという話題で持ちきり。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事