去就が注目されるエジルの「移籍先候補5チーム」と「代役候補5人」を英紙が選定!

2017年10月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリー時代の恩師と再会か!?

先月、アーセナルとの契約延長を拒否し、シーズン終了後のマンチェスター・U行きを希望したといわれるエジル。モウリーニョ監督との共闘が再現されるか。写真は2012年12月。 (C) Getty Images

 アーセナルの契約延長オファーを受け入れないまま、いよいよ契約最終シーズンに突入したメスト・エジル。現在、その去就が注目されている。

 一部では、クラブが移籍金を確保するために1月の放出に向けて準備をしていると報じられている。いずれにしても、エジルはこの冬から他クラブとコンタクトを取ることが可能となる。
 
 では、エジルが移籍する場合に候補となるのは、どのクラブだろうか。英紙『テレグラフ』が現地時間10月3日、5つの新天地候補を挙げた。マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、インテル、フェネルバフチェ、ドルトムントの5クラブだ。
 
◇マンチェスター・ユナイテッド
 先日から噂されているのが、レアル・マドリーで一緒だったジョゼ・モウリーニョ監督とエジルの再会だ。テレグラフ紙は、モウリーニョ監督がかつて「エジルは独特で、彼のコピーは存在しない。世界最高の背番号10」と絶賛していたことを紹介している。
 
◇バイエルン
 テレグラフ紙は、アリエン・ロッベンとフランク・リベリーがキャリアの晩年にあり、サイクルを終えつつあるバイエルンが候補になると主張。ただし、チアゴ・アルカンタラやハメス・ロドリゲスの存在も強調しており、新監督によるところが大きいとの見解を示した。
 
◇インテル
 以前から噂されるインテルについてテレグラフ紙は、エジルがルチアーノ・スパレッティ監督の下で創造性を発揮できると見ている。かつてインテルに所属し、アーセナルで活躍したデニス・ベルカンプ氏とも比較している。ただし、アーセナルの年俸提示を断ったエジルを、インテルが獲得するのは難しいとも伝えた。
 
◇フェネルバフチェ
 トルコ人の両親を持ち、ミス・トルコが恋人のエジルにとって、イスタンブールは特別な街だ。テレグラフ紙は、エジルが5月にフェネルバフチェ移籍を否定しつつ、「将来がどうなるかは決して分からない。ここはとても快適だ」と話したことを紹介している。
 
◇ドルトムント
 テレグラフ紙は、ドルトムントがウスマンヌ・デンベレを売却して資金に余裕があり、エジルを獲得できれば、来夏にクリスティアン・プリシッチを失っても痛手を抑えられると指摘。ピエール=エメリク・オーバメヤンとのコンビネーションも期待できるとした。

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