日本人欧州組「採点」まとめ|自己最高点が続出! 鮮烈ゴールの香川や武藤の評価は?

2017年10月03日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

原口、大迫、酒井高徳もシーズン最高点をマーク。

5節に続いて同じ節にゴールを奪った香川(左)と武藤(右)。切磋琢磨するように調子を上げている。(C)Getty Images

 ヨーロッパ主要リーグの毎節の個人採点を掲載していることで知られるウェブサイト『WhoScored.com』。その中から先週末の日本人選手のレーティングを紹介する。
 
 なお、点数は新聞や放送メディアに比べて全体的に高めで、6.5点が及第点(10点満点)といったところ。8点台や9点台が出ることも珍しくない。
 
 まずは、日本人プレーヤーの活躍が目立ったブンデスリーガから。アウクスブルク戦に先発出場したドルトムントの香川真司は、23分に鮮やかなループシュートで今シーズン2点目をゲット。これが決勝ゴール(2-1)となり、今シーズン自己最高の7.46点の評価を受けた。
 
 その香川をわずかに上回る7.49点をマークしたのが、マインツの武藤嘉紀だ。ヴォルフスブルク戦で豪快なヘッドを叩き込み、今シーズン3点目を奪取。1-1の同点に追いつく貴重なゴールが評価され、チームで2番目の高得点だった。
 
 前節にブンデスリーガ・デビューを飾ったハンブルクの伊藤達哉は、ブレーメン戦(0-0)でさっそく初スタメンを勝ち取った。中盤の左サイドで積極的な仕掛けを披露して持ち味を発揮したものの、足が痙攣して53分で退いたのも影響してか、6.37点に留まった。
 
 伊藤と左サイドでコンビを組んだ酒井高徳は、チーム最高評価の7.59点。27分に強烈なシュートでゴールを脅かすなど、アグレッシブなプレーが好印象を残したようだ。
 
 その酒井と同様に今シーズンの自己最高点を叩き出したのが、ヘルタ・ベルリンの原口元気とケルンの大迫勇也だ。
 
 バイエルン戦で今シーズン初先発を飾った原口は、2点をリードされた51分、巧みなドリブルでDFを次々にかわして中央に折り返し、オンドレイ・ドゥダのゴールをアシスト。この同点弾で波に乗ったヘルタは、6分後に追いつき、絶対王者から貴重な勝点1をもぎ取った。その原動力のひとりとなった日本代表MFには、7.42点が与えられている。
 
 RBライプツィヒ戦でシーズン初得点をヘディングで奪った大迫も、7.31点と上々の採点。しかしチームは1-2で敗れ、初勝利はまたしてもお預けとなった。

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