香川真司が技巧的ループで決勝点ゲット! 2試合ぶり先発出場のアウクスブルク戦

2017年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

先制に繋がるCKも香川が生み出した。

香川らしい技巧的なループだった。写真は5節ハンブルク戦。 (C) Getty Images

 9月30日、ブンデスリーガ第7節でドルトムントはアウクスブルクと対戦。香川真司はリーガでは2試合ぶりにスタメン出場を果たし、23分にはループシュートでチームの2点目を決めた。


 4分にヤルモレンコのヒールキックによるゴールで、アウェーのドルトムントが先制し、対するアウクスブルクがその7分後にカイウビのヘディングシュートで追い付いた後、試合はやや膠着状態に入りつつあったが、そこで香川が魅せた。
 
 23分、敵陣深くでアウクスブルクのDF陣がお見合いしたところをオーバメヤンがボールを奪い、ゴールライン際でヤルモレンコにパス。ここからさらにボールを下げると、フリーで受けた香川は、GKの位置を見て、テクニカルなループシュートを放つ。
 
 ボールはゆっくりと弧を描きながらゴール左隅へ。香川の2試合ぶりのゴールにより、ドルトムントは勝ち越しに成功した。
 
 香川はインサイドハーフとして軽快な動きを見せ、ゴールだけでなく、幾つか好パスも披露。ヤルモレンコの先制ゴールも、その前に香川がドリブルシュートでCKを獲得したことから生まれたものだった(CKのキッカーも香川)。
 
 試合は後半、アウクスブルクが完全に主導権を握り、カイウビやグレゴリチュが強烈なヘッドを放つも、ドルトムントはGKビュルキのスーパーセーブなどでリードを守り切り、勝点を16に伸ばして首位を守った。

 香川は前半の4本のシュートを放ち、前述のゴール以外にも、アディショナルタイムに決定機を迎えたが(しっかりミートせず枠外)、後半は良いかたちでボールを持つ機会が激減。81分にトプラクとの交代でピッチを退いた。
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