【ACL採点&寸評】浦和 1-1 上海上港|MOMは珍しい右足でネットを揺らしたあの男!奮闘した浦和守備陣も評価

2017年09月27日 サッカーダイジェスト編集部

浦和――西川は1失点も好セーブを連発。

【警告】浦和=マウリシオ(67分) 上海上港=なし 
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】柏木陽介(浦和)

[ACL準決勝 第1戦]上海上港 1-1 浦和/9月27日/上海体育場

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
アウェーでの準決勝・第1戦を手堅く引き分けに持ち込んだ。先制される難しい展開も、前半のうちに同点に。終盤は攻め込まれる時間が続いたが、粘り強く守った。アウェーゴールも奪い、第2戦に向けて手応えの得られる内容だった。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
15分には警戒していたフッキに弾丸ショットを決められた。しかし、19分にはエウケソン、39分にはオスカルの強烈なシュートをファインセーブ。後半にも鋭い反応を見せ、勝点1獲得に貢献した。

DF 
6 遠藤   6
右SBとして先発。求められた守備のタスクをそつなくこなした。加えて前半には好クロスを供給。オーバーラップした際の動きも悪くなかった。

2 マウリシオ 6.5
相手の重厚な攻撃に冷静に対応。ボールを奪ってからのフィードも正確で、カウンターにつなげた。
 
22 阿部勇樹 6.5
19分にはエウケソンにかわされて際どいシュートを許したが、そのシーンを除けば総じて安定していた。セーフティーなプレーでリスクを回避した。

5 槙野智章 6
フッキと迫力のマッチアップを演じる。失点シーンでは足を出せなかったものの、粘り強いディフェンスは光った。世界レベルを体感したという意味で価値のあるゲームだった。
 
16 青木拓矢 6
ふわりとした縦パスで同点ゴールの起点に。もっともフッキの突破を阻止できずにネットを揺らされ、オスカールに翻弄される場面もあっただけに、アンカーとしては悔いが残った。
 
MAN OF THE MATCH
10 柏木陽介  (90+3分 OUT)
28分に興梠の落としを受けて右足を一閃! 貴重なアウェーゴールを奪った。序盤のパスミスを帳消しにする見事な働きぶりだった。

15 長澤和輝  6.5 
ACL、リーグ戦を通じて今季初スタメンを掴む。守備時にはアンカーの青木をカバーし、攻撃時には前線をフォローする難しい役割を忠実に果たした。ベンチで燻り続けたここまでの鬱憤を晴らしたと言えるだろう。

次ページ浦和――興梠は的確な落としで柏木のゴールをアシスト。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事