【J1採点&寸評】鹿島 2-1 G大阪|執念のAT弾! カシマの空は植田のものだった!!

2017年09月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

鹿島――GK曽ケ端のミスを全員の力で取り返す。

【警告】鹿島=L・シルバ(49分) G大阪=今野(11分)、金(45分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】植田直通(鹿島)

[J1リーグ27節]鹿島 2-1 G大阪/9月23日/カシマ
 
【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
曽ケ端のミスから先制点を献上した場面。そして、決定機を生かせなかったところは反省点として残るものの、試合内容としてはほぼ完璧で負ける確率は限りなくゼロに近かった。こぼれ球への集散が早く、全員が高い集中と闘争心を持っていた。前後半のロスタイムにレアンドロ、植田の得点で5連勝を飾った。
 
【PHOTO】鹿島がロスタイムに植田の劇的弾でG大阪に勝利!
 
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5.5
中の状態を目視している瞬間、ニアサイドを抜かれて失点。本人も認めるようにミスだった。時計が進むにつれ、いつもの守護神に戻った。
 
DF
22 西 大伍 6
後半途中からボランチにポジションを移し、プレー。人数をかけて守るG大阪に対し、工夫と変化をつける役割を担った。
 
5 植田直通 7 MAN OF THE MATCH
カシマの空は植田のものだった。この試合に限らず、安定感は日増しに大きく。守備でしっかり対応した上での決勝弾、鹿島のCBとして頼もしさを感じさせた。
 
3 昌子 源 6.5
後半は特に守備機会が多くなかったが、集中を切らすことはなかった。失点シーンもしっかり対応はしていた。
 
16 山本脩斗 6
2本のヘディングシュートは枠をとらえられなかったが、チームの戦術を理解し、しっかりポジションを取っていた。
 
MF
4 レオ・シルバ 6(80分OUT)
永木とともにこぼれ球を回収し続けた。キープ力は味方の体力消耗を下支えるだけではなく、質の高い攻撃にも生かされた。
 
6 永木亮太 6,5
植田の決勝点をアシスト。後半、押し込む形を作れたのは、縁の下で支える存在がいたからだった。
 
13 中村充孝 6.5(67分OUT)
同点弾につながるPKを獲得。狭いエリアでも高度なテクニックで打開を試みた。守備への意識も十分だった。
 
11 レアンドロ 6.5
多くの決定機に絡んだ。PKのこぼれ球にいち早く反応し、2人の股を抜くシュートで同点ゴールを決めた。

次ページ鹿島――決して焦れずに、戦況に合わせた采配が光る。

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