「リーグトップ評価」の中島翔哉、名手カシージャスの牙城も崩せるか!?

2017年09月22日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

平均採点でもリーグ2位に浮上。

2試合で2得点・1アシストの中島。新天地で早くも輝きを放っている。(C)Getty Images

 現地時間9月18日に開催されたリーガNOS(ポルトガル1部リーグ)第6節のフェイレンセ戦で、2ゴールを挙げたポルティモネンセの中島翔哉。今夏にFC東京から移籍し、まだデビュー2戦目ながら、全得点を挙げる活躍でチームを勝利(2-1)に導いた小兵アタッカーに、地元メディアは「才能溢れるドリブラー」、「新たな香川真司」と称賛を送った。
 
 欧州主要リーグの様々なスタッツを紹介しているウェブサイト『WhoScored.com』の採点は、驚異の8.73点(10点満点)。堂々のリーグトップをマークした。新聞や放送メディアなどの点数に比べて全体的に高めとはいえ、かなりのハイスコアであるのは間違いない。
 
 ポルトガル・リーグで今シーズンの平均採点がもっとも高いのは、ベンフィカの主砲ジョナスで8.02点(6節終了時点)。この得点ランクのトップ(7ゴール)を走るストライカーのアベレージを大きく上回っている事実からも、中島の評価の高さがわかるだろう。
 
 ちなみに平均採点は7.98。まだ2試合しか出場していないものの、そのジョナスに次ぐリーグ2番目の高得点だ。
 
 現地時間9月22日にポルティモネンセは、開幕6連勝で首位に立つポルトとの一戦に臨む。ここまで6試合でわずか1失点の守護神イケル・カシージャス(元スペイン代表GK)の牙城を、中島は崩せるのか。大いに注目だ。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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