【J1展望】新潟×鹿島|残留へ後がない最下位チームが攻守に盤石の首位を打ち崩せるか

2017年09月15日 サッカーダイジェスト編集部

新潟――前節は無失点、攻守に怪我人が復帰。流れは悪くない。

故障者/新潟=ソン・ジュフン、成岡、矢野、R・フランク、森 鹿島=P・ジュニオール、鈴木、遠藤、町田
出場停止/新潟=なし 鹿島=なし

J1リーグ26節
アルビレックス新潟 - 鹿島アントラーズ
9月16日(土)/18:00/デンカビッグスワンスタジアム
 
アルビレックス新潟
今季成績(25節終了時):18位 勝点11 2勝5分18敗 15得点・48失点
 
【最新チーム事情】
●前節・広島戦はスコアレスドロー。13試合ぶりに無失点に抑えた。
●広島戦で負傷退場した富澤に代わり、右膝手術から回復した大野が約4か月ぶりの出場。
●膝痛だったベテランFW田中がトレーニングに部分合流
 
【担当記者の視点】
 前節・広島戦をスコアレスドローとし、勝点3こそ積み上げられなかったが、13試合ぶりの無失点を浮上のきっかけにできるか。今節は首位・鹿島が相手とはいえ、残留へ向けてなんとしても勝点が欲しいゲームだ。前回対戦も0-2で敗れているとはいえ、内容は前向きなものだった。
 
 広島戦で、トップ下で初先発、フル出場して新潟デビューを果たした小川がサッカーのクオリティーを上げたのは間違いない。今節は首位を相手に、攻撃面でどこまでプラスアルファの存在になれる注目だ。
 
 広島戦途中に右目尻を切った富澤に代わり出場した大野は、11節・浦和戦以来のプレーに。6月に右膝を再手術して以来初のベンチ入りだったが、今節首位を相手にしても守備の安定をもたらせるか。また今週のトレーニングでは、膝痛で5月初めから別メニューが続いていたベテランFW田中がトレーニングに部分合流。さっそくチーム内で屈指のシュート精度を見せつけ、ひたむきなプレーでもチームを活気づけている。

次ページ鹿島――いつも通りにやれれば。

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