いよいよ移籍市場最終日! 欧州主要リーグの注目ディールを整理

2017年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

サンチェスは動くか!?

左からサンチェス、コウチーニョ、ドリンクウォーター。 (C) Getty Images

 8月31日、欧州の多くの国で夏の移籍市場の最終日を迎えた。各クラブが激しい動きを見せ、駆け込みで多くの移籍が決まっていく様は、まさに欧州サッカーの名物であり、晩夏の風物詩とも言える。


 ここでは、最終日に成立するかどうか注目される案件を、主要5か国(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)に絞って改めて整理していきたい。
 
なお、このなかでスペインだけは締切日が9月1日となっている。
 
◇イングランド
締切:8月31日22時59分
(日本時間9月1日6時59分)
 
 国内での動きで注目されるのは、アーセナルのアレクシス・サンチェスで、マンチェスター・シティは度重なる拒絶に遭いながらも獲得に執念を燃やし、先日も5000万ポンド(約72億5000万円)を提示して、さらにラヒーム・スターリングも差し出したが、これも受け入れられなかった。これで諦めるのか、あるいは最後まで粘るのか……。
 
 クラブとして注目されるのはリバプールだ。バルセロナ移籍を志願しているフィリッペ・コウチーニョを最後まで引き留められるのか? 逆にサウサンプトンが放出を拒否しているフィルジル・ファン・ダイクを最後に引き抜けるのか? そして獲得間際といわれるモナコのトマ・ルマールは? アーセナルからアレックス・チェンバレンを獲得することが確実のリバプールは、欧州のなかでも最も激しい動きを見せるクラブとなるかもしれない。
 
 一昨シーズンの王者、レスターのダニー・ドリンクウォーターリャド・マハレズも、その動向が注目されており、前者はチェルシー、後者はマンチェスター・ユナイテッドが狙っているという。
 
 ビッグクラブ以外でも興味深い補強がプレミアリーグの場合は展開されており、スウォンジーは、バイエルンで出番の少ないポルトガルの至宝、レナト・サンチェスのレンタルでの獲得が間近となっている。
 
 また、マンチェスター・シティのように、補強に積極的な一方で、多くの余剰戦力を抱えるチームが、最終日でどれだけ人員整理ができるかも興味のひとつである。

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