ライバル豪州代表をCHECK!気になる「スタメン予想」&「主軸の直近試合」は?

2017年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

コンフェデで手応えを掴んだ「3-4-2-1」でスタートか。

6月のコンフェデでグッと調子を上げ、結束力も高まった印象のオーストラリア代表。選手層もすこぶる厚い。(C)Getty Images

 すでに東京都内に集合し、木曜日に行なわれるワールドカップ最終予選の大一番に備えているオーストラリア代表。主要メンバーの大半がイングランドをはじめ欧州各国リーグでプレーしている。ここでは日本戦のシステムとスタメンを予想しつつ、出場が見込まれる主要メンバーたちの特徴や直近ゲームでの活躍度をチェックしていこう。
 
 まずはフォーメーション。6月のコンフェデレーションズ・カップでアンジェ・ポステコグルー監督が新たに採用した3-4-2-1、あるいは3-4-3のどちらか。これまでのレギュラーの個性を考えた場合、前者がスタート布陣、後者が攻撃的なオプションになると考えられる。
 
 ではその3-4-2-1に予想されるスタメンをはめ込みながら、それぞれの選手が所属クラブでどのように直前の「週末」を戦ったのかを紹介する。
 
◆予想スタメン(3-4-2-1)
【GK】
マシュー・ライアン(ブライトン=ENG)

安定感ある正守護神。土曜日のワトフォード戦でクリーンシートを達成(スコアは0-0)。2節レスター戦では日本代表FW岡崎慎司に1ゴールを許している。
 
【右CB】
ベイリー・ライト(ブリストル・C=ENG2部)

最終ラインならどこでもこなす屈強なる守備者。金曜日のアストン・ビラ戦でフル出場(スコアは1-1)。25歳ながら所属チームでは主将を務める。
 
【中央CB】
トレント・セインズバリー(江蘇蘇寧=CHN)

ポステゴグルー監督が厚い信頼を寄せる頭脳派CB。昨シーズン後半はセリエA・インテルに期限付き移籍も1試合の出場にとどまる。夏の復帰後、試合出場はなし。
 
【左CB】
ミロシュ・デゲネク(横浜F・マリノス=JPN)

J1で研鑽を積む新鋭ストッパー。土曜日のFC東京戦にフル出場を果たし、1-0の勝利に貢献。本職の守備のみならず、果敢な攻撃参加で存在を示した。
 
【右ウイングバック】
マシュー・レッキ-(ヘルタ・ベルリン=GER)

左右両サイドで異彩を放つ切り込み隊長だ。土曜日のドルトムント戦でフル出場(0-2で敗北)。原口元気らとの定位置を勝ち抜き、新天地ヘルタで開幕2戦連続のスタメンを飾る。
 
【左ウイングバック】
アレックス・ガーズバック(ローゼンポリ=NOR)

機動性能に優れる左の門番。木曜日のELプレーオフ・アヤックス戦はベンチ入りも出番なし。もっともスタメンが読めないポジションだが、この20歳の若武者への期待値は高い。
 

次ページ中盤の2枚看板、ロギッチ&ムーイはやはり外せないか。

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