トッテナムが史上最高額で獲った「ダビンソン・サンチェス」ってどんだけスゴい!?

2017年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この素晴らしいクラブで名を上げたい」と決意表明。

スパーズが珍しく(?)巨額を投じて獲得したサンチェス。なんと2013年夏までの6年契約! 写真はトッテナムの公式ツイッターより

 57年ぶりのリーグ制覇を本気で狙う北ロンドンの名門、トッテナム・ホットスパー。新スタジアム建設の経費捻出もあってこの2年は大型補強を控えてきた。今夏もここまで新加入は2名と、サポーターはもちろん主軸の左DBダニー・ローズさえなにやら文句を呟いている。
 
 しかしながら、そのうちのひとりはかなりのビッグタレントだ。
 
 なにせ獲得にかかった移籍金がクラブレコードの3660万ポンド(約53億円)で、出来高ボーナスを含めれば最高で3840万ポンド(約55億5000万円)に達する。支払先はアヤックス・アムステルダム。釣り上げたのはコロンビア代表の21歳CB、ダビンソン・サンチェスである。
 
 昨シーズンに入団1年目のアヤックスで守備の中軸を担い、ヨーロッパリーグ準優勝の立役者となった。以前はバルセロナの触手を伸ばした注目株で、スパーズが争奪戦を制したのだ。ヤン・ヴェルトンゲン、トビー・アルデルワイレルド、エリック・ダイアー、ケビン・ヴィマーら各国代表CBとの定位置争いを経て、さらなる進化を遂げるだろう。
 
 そんな超逸材をもっと知ってもらおうと、トッテナムの公式チャンネル『SPURS TV』がユニークな動画を作成。サンチェスのキャリアや記録、プレースタイルなどをキャッチーな見出しを付けて紹介している。例えばこんな感じだ。
 
「プロデビューは16歳、コロンビアのアトレチコ・ナシオナルで」
 
「そして2016年6月、アヤックスへ移籍」
 
「2016-17シーズンのエールディビジで最多のパス本数、2270本をマーク」
 
「昨シーズンのアヤックスでプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを受賞」
 
「現在のスパ-ズにおいて、4番目のアヤックス出身選手に」
 
「弱冠20歳でコロンビア代表デビュー!」
 
「スパーズにやって来た最初のコロンビア人フットボーラー」
 
 続けてオンエアされたインタビューで、「この素晴らしいクラブで名を上げたい」と決意表明したサンチェス。図抜けたスピードとフィジカルを誇るコロンビアの新鋭に注目だ。


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