【J1採点&寸評】神戸0-0横浜|互いに攻撃陣が期待を裏切る…またも“イラついた”ポドルスキは最低点に

2017年08月20日 橋本啓(サッカーダイジェスト)

神戸――岩波、渡部を軸としたDF陣はまずまずの出来。

【警告】神戸=大森(53分)、ハーフナー(83分)、松下(90+2分) 横浜=扇原(60分)、喜田(65分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中澤佑二(横浜)

[J1・23節]神戸0-0横浜/8月20日/ノエスタ
 
【チーム採点・寸評】
神戸 5.5
守備がある程度機能し、横浜のアタッカー陣に仕事をさせたかったのは好材料。対照的にあまり多くのチャンスを作れなかった攻撃に課題が残った。
 
【神戸0-0横浜 PHOTO】吉田新監督の神戸は横浜とスコアレスドローで勝ち点1を分け合う!!
 
【神戸|採点・寸評】
GK
18 キム・スンギュ 6
セービングに加え、ハイボール処理やフィードもまずまずの出来。危ないシーンはそこまで多くはなかった。
 
DF
5 岩波拓也 6
横浜の天野と激しいマッチアップを展開。ルーズボールに対して、激しいチャージでマイボールにするなど、気迫溢れる守備が目を引く。
 
3 渡部博文 6
執拗に背後を突いてきたH・ヴィエイラの動きに苦戦も、大きく崩れることはなかった。自慢の高さを生かし、ゴールを強襲する場面も。
 
34 藤谷 壮 6
前方にスペースがあれば、積極的に縦へ仕掛ける持ち味を見せる。ただ、クロスを入れるタイミングにやや工夫を欠いたか。
 
23 松下佳貴 6
自陣で敵のプレッシャーを受けても、冷静に対処する判断は好印象。一方、攻撃面ではあまりインパクトを残せなかった。
 
MF
14 藤田直之 6
正確なパス捌きでビルドアップに力を注ぐ。終盤は守備に軸足を置き、相手の決定機を身を挺して凌ぐ場面もあった。
 
16 高橋秀人 6
機転を利かせながらピッチを幅広くカバー。重心をやや守備に置いていたせいか、攻撃に絡む回数が少なかったのが気になった。
 
29 大森晃太郎 5.5(53分OUT)
サイドを上下動し、献身的な守備も見せた。序盤は高い位置でボールを持つ機会はあったが、時間の経過とともに徐々に試合から消えてしまった。
 
13 小川慶治朗 5.5(85分OUT)
DFの背後を果敢に突き、27分には渡邉の縦パスからチャンスを迎えるも、シュートはGKの正面へ。献身性は見せたが、効果的な働きができたとは言い難い。

次ページ神戸――ポドルスキは味方との連係が合わず不発に。

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