【J1採点&寸評】新潟 1-2 仙台|新潟は主導権握るも後半に失速… 逆転への口火を切った石原がMOM!

2017年08月20日 板垣晴朗

新潟――前半は主導権握るも、守り切る作戦が裏目に。

【警告】新潟=小泉(32分) 仙台=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】石原直樹(仙台)

【チーム採点・寸評】
新潟 5
前半は最前線からのプレッシャーが面白いようにはまり、仙台にペースを握らせなかった。しかし後半に相手の修正に対応できずペースを引き渡し、追加点を取ることよりも1点を守り切る形にシフト。するとこれが裏目に出て、前からのプレッシャーがかからず相手にボールを回され、消耗させられることに。守備陣の足が止まったところで立て続けに2失点し、つかみかけた勝点3どころか1すらも取ることができなかった。
 
【新潟|採点・寸評】
GK
1 大谷 幸輝 5
前半は余裕を持ってセーブできていたが、後半は忙しくなった。クロスを弾けなかった1失点目は、大きな減点材料。
 
DF
8 小泉 慶  5
積極的に攻め上がれた前半とは打って変わって、後半は中野や西村にやりたい放題やられてしまった。
 
44 大武 峻 5.5
ハイボールへの対応に強さを見せていたが、パスワークで振り回されてしまうと脆さを見せた。終盤は疲弊してしまった。
 
50 富澤清太郎 5
石原に食らいつこうとして前を向かれたり、途中出場のクリスランにマークを剥がされたりして、厳しいパフォーマンスに終わった。
 
27 堀米 悠斗 5.5(OUT 81分) 
左サイドを献身的に上下動。攻め上がってチャンスを作ったこともあれば、体を寄せてシュートを防いだこともあったが、力尽きた。
 
MF
6 磯村 亮太 5.5
加藤とともに中央のスペースを閉めて相手の攻撃スピードを遅らせたが、後半は振り回されてフィルターになれなかった。
 
13 加藤 大 5.5
前半のゲームコントロールは見事。先制点のアシストも適確なボールだった。だが後半は相手の猛攻を受け、押しこまれるようになった。
 
19 矢野 貴章 5.5
攻守両面で力強さを見せていた。しかし押された後半は自陣でのプレーが多くなってしまい、持ち味を出すことができたとは言い難い。

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