【FC東京】中島翔哉、噂されるポルティモネンセ移籍についての質問に“らしい回答”

2017年08月20日 本田健介(サッカーダイジェスト)

ベンチスタートとなった浦和戦には62分から登場。

得意のドリブルを何度か見せた中島。ただ、チームを救うゴールを決めることはできなかった。写真:山崎 賢人(サッカーダイジェスト写真部)

[J123節]浦和2-1FC東京/8月19日/埼スタ
 
 一部の報道によれば、ポルトガル・リーグ1部のポルティモネンセへの移籍が決定だという中島翔哉は、浦和戦に62分から登場した。
 
 移籍の噂は多くの人の耳にも届いていたはずで、ハーフタイムに中島へ声援を送ったFC東京サポーターは、中島がピッチに登場すると、何度もその名前をコールした。
 
 当の中島は、試合終了間際にポスト直撃の惜しいシュートを放つもゴールは決められず。1-2とビハインドを負っていたチームを逆転勝利に導けなかった。
 
 だからこそ、試合後には反省の言葉が何度も口を衝いた。
 
「決められるチャンスはありましたし、内容的にはもっとよくできると思います。ゴールを決めて逆転できれば良かったですが、練習でもっと上手くなれるようにやりたいです」
 
「(シュートは)狙い通りではなかった。イメージしたボールを蹴られるようになりたいです」
 
 そして、移籍に関する質問も中島らしい答えでかわした。
 
「(移籍は)まだ決まっていないので、なんとも言えませんが、目の前のゲームを全力でやることに変わりはありません。サッカーを楽しんでプレーするだけです」
 
「サッカーを楽しむ」――中島の信念ともいえる言葉を胸に、欧州へと羽ばたくのか。その去就は近日中にも決まりそうだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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