【横浜】3戦連続完封で12戦無敗! 中澤佑二が語る“勝点9”の重み

2017年08月13日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「勝っていくことでひとつずつクリアしていければ」(齋藤)。

H・ヴィエイラ(7番)の1点を守り切り、鳥栖相手に完封。今節の勝利で首位・鹿島に勝点3差まで詰め寄った。(C)J.LEAGUE PHOTOS

[J1リーグ第22節]横浜 1-0 鳥栖/8月13日/ニッパツ三ツ沢球技場
 
 鳥栖を相手に、盤石の強さで勝利を収めた。
 
 9分にウーゴ・ヴィエイラのゴールで幸先良くリードを奪う。その後は、時間の経過とともに劣勢の時間帯が長くなったが、伝統の堅守で守り抜いた。
 
 これで3試合連続完封勝利を達成。首位・鹿島に勝点3差まで縮めた。
 
 試合を終えて、DFリーダーの中澤佑二は次のように振り返る。
 
「3連勝できたのは、優勝を争っていくうえで大切なことだし、これで"勝点9"を取れたのは非常に大きい。これからレベルが高い相手になっていくので、F・マリノスの真価が問われる。強いチームとやった時でも、こういった試合運びができれば」
 
 一方、キャプテンの齋藤学も、確かな手応えを感じているようだ。
 
「ピンチっぽいのはそんなになかった。ただ、最後にもう1点取れるようになってくると、もう少し強くなってくると思う。いろんな問題を抱えているけど、勝っていくことでひとつずつクリアしていければ、チームの競争だったり、強さにつながってくる」
 
 アウェーでの前回対戦では負けている鳥栖に、きっちりと借りを返した。チームはそこからの12試合を9勝3分の「12戦無敗」で走り抜けている。着実に勝点を積み上げるトリコロールの快進撃はどこまで続くのか――。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
 
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