【J1採点&寸評】G大阪 0-2 磐田|遠藤や今野に最低点。一方、中村俊ら4人最高点。MOMは…

2017年08月13日 塚越 始(サッカーダイジェスト)

G大阪――怪我人や出場停止で苦しいなか、主導権は握ったが……。唯一、市丸に及第点。

【警告】G大阪(17分) 磐田=大井(40分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】アダイウトン(磐田)

[J1 22節] G大阪 - 磐田/8月13日/吹田

【チーム採点・寸評】
G大阪 5.5
 オ・ジェソクが出場停止、ファビオも2試合連続で負傷により出られず、さらに井手口が前日に発熱したため急きょ欠場。チーム力が問われた一戦、中盤の選手層を活かすトリプルボランチと言える3-5-2で臨んだ。市丸がフリーマン的に動き回ってチャンスを演出していった。

 しかしゾーンディフェンスで対応したCKから2失点。チャンスは作れていたものの、最後はパワープレー頼みになりフィニッシュワークの精度を欠いた。

【G大阪|採点・寸評】
GK 
1 東口順昭 5.5
FKから2本を決められてしまった。それ以外はほとんどピンチがなかっただけに、東口であればそのうち1本をしのぎ、流れを変えたかった。
 
DF 
2 三浦弦太 5.5
前節の広島戦で傷めた左足首の影響もあり、ロングフィードは控えた印象(後半最初は右足でフィードを放っていた)。プレーにも迫力が感じられず、一本、仕事をしたかった。
 
6 金  正也 5.5
アダイウトンの突破には上手く対応していたものの、ラインを下げてしまう傾向があり、全体が間延びをしてしまう要因にもなっていた。

15 今野泰幸 5 (80分 OUT)
久々のストッパー起用で、川又や中村をチェックする役割を担う。ただ中盤のボール奪取力が下がってしまった点は否めず。CKから大井に競り負け、先制点を与えた。
 
MF 
35 初瀬 亮 5.5
この日は彼のいた右サイドから多くのチャンスが生まれた。積極的に仕掛けたが、アタッキングサードの勝負どころのプレー精度が低かった。
 
10 倉田 秋 5.5
初瀬らとの連係からの崩しはレベルが高かった。その神出鬼没な動きから、一仕事したかったが、この日はあと一歩及ばず。

7 遠藤保仁 5(90+1分 OUT)
中村俊を倒して与えたFKが失点につながる。アンカーとして試合をコントロールしたかったが、プレーエリアが低めで苦戦。
 
36 市丸瑞希 6(76分 OUT)
アグレッシブにスペースを突いてボールを受け、34分には決定的なシュートを放ったものの枠を捉え切れず。結局、ゴールに絡めなかった。
 

次ページG大阪――チャンスは作れていたがパワープレー頼み。アデミウソン&ファン・ウィジョの連係を高めたい。

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