【J1ベストイレブン】チームを救ったアタッカー3名を選出。MVPは首位に躍り出た鹿島の点取り屋|21節

2017年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

鳥栖のGK権田修一を2週連続で選出。

【21節のベストイレブン】

 J1リーグは8月9日に21節の9試合を行なった。ここでは、その9試合からサッカーダイジェストWeb編集部がセレクトしたベストイレブンを紹介する。
 
【選出理由】
 今節、神戸に勝利し首位に躍り出た鹿島のアタッカーが輝きを放った。
 
 2トップの一角として出場した金崎夢生は、先制される展開のなか、非凡な決定力で69分、86分と得点を重ね2得点の大活躍。また精力的なプレスバックなど守備面でもチームを支えた。今節の最高点となる『7.5』を付け、MVPとした。
 
 また、2シャドーには清水の北川航也とFC東京の大久保嘉人を選出。前者は今季リーグ戦初先発で2ゴール、後者は技ありの決勝ゴールを決めてインパクトを残し、両者ともに貴重な勝利の立役者となった。
 
 2-0と快勝した横浜と川崎からは2名ずつ選出。横浜では、齋藤学が持ち味のスピード溢れる突破で相手の脅威となり、中澤佑二は冷静さを保った守備でチームの士気を高めていた。川崎は、中村憲剛が攻守の勤勉さを維持しながらも追加点を決め、奈良竜樹は高いラインを保ち、1対1とクロスで強さと安定感があった。
 
 そのほか、広島のアンデルソン・ロペスはパトリックとの好連係をみせ、2ゴールを挙げる活躍。浦和の柏木陽介は華麗なループシュートで決勝点を挙げるなど、チームに勝利をもたらした。DFの一角には、2本の決定機を決めることが出来なかったものの、ボールホルダーへの厳しいマークで無失点に大きく貢献した仙台の増嶋竜也をセレクトした。
 
 GKには鳥栖の権田修一を2週連続で選出。何度も相手の決定機をシャットアウトし、チームに勝点をもたらした。

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