【J1採点&寸評】仙台0-0磐田|再三の好機を逃した磐田。身体を張って奮闘した仙台の増嶋をMOMに

2017年08月10日 小林健志

仙台――切れなかった守備陣の集中力。

【警告】仙台=梁(31分)、中野(56分)、平岡(71分)、クリスラン(75分)、磐田=荒木(89分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】増嶋竜也(仙台)

【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
守備に追われる時間帯が長くなり、決定機は少なかった。ただ、守備陣が踏ん張って7試合ぶりの無失点で終えられたのは好材料と言える。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
1 シュミットダニエル 6.5
相手のシュートを数多く受ける展開だったが、判断に迷いがなく、確実なシュートストップと的確な飛び出しで無失点に抑えることに成功した。
 
DF
4 蜂須賀孝治 5.584OUT
持ち味のクロスボールも本数が少なく、宮崎、荒木とのマッチアップで苦戦を強いられ、ピンチを招く場面も多かった。
 
27 大岩一貴 6
自陣のゴール前で相手の攻撃を撥ね返す時間が長かったが、落ち着いて対応。時には前へ出て行こうとするなど、攻撃面で貢献しようとする姿勢は見せた。
 
13 平岡康裕 6
前半は相手FW陣のパワーに押され、ファウルする場面もあったが、後半は修正。セーフティファーストに努めた。
 
50 増嶋竜也 6.5
MAN OF THE MATCH
ボールホルダーへタイトなマークで無失点に大きく貢献。コーナーキックからの決定機2回のどちらかは決めたかったが、3試合ぶり先発出場で気持ちの入ったプレーぶりだった。
 
MF
17 富田晋伍 6
特長である力強いボール奪取が再三見られた。相手の決定機で身体を張り、守勢に回る時間が長いなかよく奮闘した。
 
18 三田啓貴 5.5
守備対応で後手に回る場面が多く、セカンドボールもなかなか拾えなかった。攻撃でもプレースキック以外で決定機を作り出すことができなかった。
 

次ページ仙台――厳しいマークに苦しんだ佐々木は前半で交代もやむなし。

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