【J1採点&寸評】甲府 1-0 G大阪|決勝点のエースより輝いた最終ラインの“ドリブラー”。井手口は前後半で別人に…

2017年08月06日 大島和人

甲府――果敢なドリブル突破に決勝アシスト!

【警告】甲府=河田(90+1分) G大阪=米倉(79分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】エデル・リマ(甲府)

[J1リーグ20節]甲府 1-0 G大阪/8月5日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 6.5
蒸し暑い中でも終盤までコンパクトな組織を保ち、エリア内の対応も隙がなかった。終盤は縦パスから厚みのあるカウンターを仕掛けていた。
 
【甲府|採点・寸評】
GK
1 河田晃兵 6
特徴をよく知る古巣ということもあり、声で守備をよく統率して井手口と倉田のミドルを封じた。
 
DF
5 新里 亮 6.5
クロスを強みとする相手に対して、最後の局面でFWにしっかり身体を寄せて威力のあるシュートを打たせなかった。
 
8 新井涼平 7
ラインを積極的に上げながらも、背後を突かれることは皆無。クロスの跳ね返しも万全で出色の内容だった。
 
6 エデル・リマ 7
後半は5度のドリブル突破を見せ、決勝点もアシスト。それでいて守備も十二分にやっていた。
 
16 松橋 優 6(63分OUT)
59分の左足ミドルはGKの好守がなければ入っていた。途中交代にはなったが、しっかりと仕事をしている。
 
27 阿部翔平 6
E・リマが上がった状況のリスク管理で隙を作らず、ビルドアップも含めてチームに安定感をもたらした。
 
MF
2 島川俊郎 6(65分OUT)
期待されたスペースへの展開力は発揮し切れなかったが、セカンドボールの回収で期待に応えた。
 
40 小椋祥平 6
猛プレスで守備のスイッチを入れ、中盤にエネルギーをもたらした。古巣相手にしっかりと"恩返し"。
 
14 田中佑昌 6(71分OUT)
ボール奪取など守備の貢献をしつつ、3人目のFWとして前線への飛び出しも。ただし連係と精度を欠いた。

次ページ甲府――ウイルソンは16試合ぶりの得点でヒーローに。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事