濃霧による中断にも動じず!仙台撃破の鹿島、8戦負けなしで暫定首位に浮上

2017年08月05日 Jリーグ

濃霧の影響でカラーボール使用&一時試合中断。しかし、常勝軍団は集中力をキープ。

土居(8番)のゴールで先制した鹿島は、終了間際に鈴木が追加点を挙げて仙台を下した。(C)SOCCER DIGEST

[J1リーグ20節]鹿島2-0仙台/8月5日/カシマ
 
 J1リーグ20節の鹿島対仙台が8月5日、県立カシマサッカースタジアムで行なわれ、鹿島が2-0で勝利を収めた。
 
 試合は、スタジアムを覆った濃霧の影響で、24分からカラーボールを使用。28分には一時中断するアクシデントに見舞われた。
 
 そうした想定外の展開のなか、先制したのは鹿島だった。前半終了間際の45+3分、スルーパスに抜け出した土居聖真がGKと1対1になり、落ち着いて右足で流し込んだ。
 
 鹿島のリードで迎えた後半も霧は収まらず、60分に再びインターバルが設けられる。約10分間の中断後に試合は再開。その後はホームチームがポゼッションで優位に立ってゲームを進め、90+2分に鈴木がトドメの2点目を決めて鹿島が勝ち切った。
 
 先制点を決めた土居は、ヒーローインタビューで「途中で(霧による)中断もありましたが、全員で集中を切らさずにやろうといっていました。攻めあぐねていたなかでもチャンスは来ると思っていたので、決められてよかった」とコメント。鹿島は8戦負けなしで勝点を43に乗せ、暫定首位に立った。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事