ネイマールは「パリSGの10番」に。ライーやロナウジーニョら過去に同胞の名手も

2017年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

パストーレが“ウェルカムギフト”として10番を――。

ブラジル代表で背負っている10番を、パリSGで纏う見込みのネイマール。過去にはライ―(左下)やロナウジーニョ(右下)ら同胞の先人たちも纏ってきた。(C)Getty Images,REUTERS/AFLO

 ネイマールが新天地パリSGで纏うナンバーは、背番号10になりそうだ。現地時間8月2日、フランスの『レキップ』紙が報じている。
 
 同日にはバルセロナが「選手サイドから退団の意思を伝えられ、違約金(2億2200万ユーロ=約284億円)の支払いを要求した」と発表。そのままポルトに飛んでメディカルチェックを受けたと見られるネイマールのパリSG移籍は、正式発表が秒読み段階だ。
 
 そして、ブラジル代表では10番を付けてきたが、バルサではリオネル・メッシのモノだったため、11番だったネイマールは、その新天地でエースナンバーを背負うことになるという。
 
 昨夏にズラタン・イブラヒモビッチが退団し、16-17シーズンはハビエル・パストーレが付けていたパリSGの背番号10。しかし、そのアルゼンチン代表MFは、スペイン・ラジオ『カデナSER』に対して、"ウェルカムギフト"としてネイマールにエースナンバーを譲る意思を見せたという。
 
「ネイマールが初日から快適で幸せな気分になれるように、できる限りのサポートをしたい。ナンバー10で歓迎するよ。チャンピオンズ・リーグ優勝を一緒に目指したいね」
 
 パリSGの10番は過去、イブラヒモビッチとパストーレに加え、ジェイ=ジェイ・オコチャ(元ナイジェリア代表)、ステファン・セセニョン(ベナン代表/現モンペリエ)、マルセロ・ガジャルド(元アルゼンチン代表)などの技巧派が背負い、ライ―、ロナウジーニョ、ネネー(現ヴァスコ)などブラジル人の先人たちも纏ってきた。
 
 その系譜を継ぐネイマールは、パリSGの歴代10番たち以上の栄光を築くことができるだろうか。
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