浦和レッズが"上西案件"に対して異例の公式声明 「こうした動きに反応することは…」

2017年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和は冷静な対応。「警察から捜査協力など要請がございましたら、十分に協力させていただきます」。

上西議員の主張によれば、22日に「私の大阪事務所に浦和レッズファンを名乗る人間」が押しかけてきたという。(写真は本人のツイッターのキャプチャー画像)

 J1の浦和レッズが7月22日、公式HPで上西小百合衆院議員のツイートに対する声明を発表した。
 
「ファン・サポーターのみなさまへ」と題した記事の中で、「本日、上西小百合議員の公式アカウントから、浦和レッズファンを名乗る方が上西議員の事務所を訪れたとのツイートがありました」と報告。続けて、「現時点で事実かどうかはわかりませんが、浦和レッズとしましては、上記の事務所に行かれた方が、浦和レッズのファンであっても、なくても、この時点では関われる案件ではございません。警察から捜査協力など要請がございましたら、十分に協力させていただきます」とした。
 
 上西議員は同日、「本日、私の大阪事務所に浦和レッズファンを名乗る人間が押しかけて来ました。たまたまテレビ取材中だったのて、何人かいたので帰らせる事ができましたが、正直なところ浦和レッズ関係者がこれを黙認するのならば私にも考えがあります」と主張し、あわせて「くたばれレッズ!」と、まさかの暴言を吐いていた。
 
 浦和はこうした発言に対し、「ファン・サポーターのみなさまにおかれましては、心情は十分にお察ししますが、こうした動きに反応することは、浦和レッズはもちろんのこと、Jリーグやサッカー界、スポーツ界にとってもマイナスになりますので、ぜひ自重いただきますよう、お願い申し上げます」と呼び掛けた。
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