柴崎岳がいきなり正念場! 昇格組ヘタフェを待ち受ける「魔の開幕8連戦」

2017年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

3節の南マドリード・ダービーが最初の山場か。

サポーターから熱烈な歓迎を受けた柴崎。1部残留に向け、大事な序盤の8連戦に挑む。(C)Getty Images

 柴崎岳の電撃入団を受けて、日本国内でもその知名度を一気に高めたヘタフェ。1年でのプリメーラ(1部)復帰を果たしたとはいえ、彼らが昇格クラブである点に変わりはない。2017-18シーズンでの苦戦は免れず、残留が当面の目標となる。
 
 その戦いは、のっけから茨の道になりそうだ。リーガ・エスパニョーラは金曜日に今シーズンの日程を発表。マドリードの地元紙『CAPITAL DEPORTE』はヘタフェの序盤戦の対戦相手に着目し、「かなり厳しい、魔の8連戦だ」と題した。
 
 8月20日の開催が予定されている開幕戦は、バスクの雄、アスレティック・ビルバオの本拠地に乗り込む。「リーガでも屈指のタフなスタジアムだ。ホセ・バルバラス(監督)のチームは最後の瞬間まで全力で闘わなければならないだろう」とした。2節はホームで、昨シーズン4位で欧州カップ戦でも結果を残しているセビージャとの一戦。そして3節には「これがもっとも過酷な試合になるかもしれない」という、スペイン中が注目するビッグバウトを迎える。
 
 対戦相手は昨シーズン17位で、かろうじて降格を免れたレガネス。戦力値ならヘタフェが優るとも劣らないが、このレガネスはともにマドリード南部で鎬を削る最大のライバルだ。しかも両クラブの長い激闘譜において、1部リーグで戦うのは初。かつ、ヘタフェにとっては敵地でのゲームで、同紙は「尋常ではない重圧がかかるだろう」と予測している。
 

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