ペップから再び「構想外宣告」のハート、ウェストハムにレンタル移籍

2017年07月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

マンCにはベンフィカからエデルソンが加入して…。

昨シーズンはトリノでプレーしたハートだが、新シーズンはウェストハムへレンタル加入した。(C)Getty Images

 ウェストハムは現地時間7月18日、マンチェスター・シティからイングランド代表GKのジョー・ハートを獲得したことを発表した。1年間の期限付き移籍となる。
 
 現在30歳のハートは、スリューズベリ(現イングランド3部)でキャリアをスタートさせると、2006年夏にマンチェスター・Cへ加入。レンタル先で経験を積むと、2010-11シーズン以降は不動の守護神に君臨し、2度のプレミアリーグ制覇(2011-12、2013-14)に貢献した。
 
 しかし、昨夏にジョゼップ・グァルディオラが新監督に就任すると、GKにも足技を要求する指揮官の構想から外れ、クラウディオ・ブラーボの加入に押し出される形で、移籍期限最終日にトリノに電撃移籍した。
 
 イングランド人GKでは初のセリエA挑戦となった昨シーズン、ハートはトリノで36試合に出場し、その実力をイタリアでも証明した。
 
 トリノへの1年間のレンタル期間を終えて、今夏にマンチェスター・Cに復帰したハートだが、チームはベンフィカからブラジル代表のエデルソンを獲得。グァルディオラ監督から構想外を伝えられたイングランド代表GKは、再び移籍先探しをしていた。
 
 そんなハートには、リバプールが関心を寄せていると噂されたが、ウェストハムにレンタルで加入することが決まった。
 
 ハートはウェストハムの公式サイトを通じて、「僕にとってはピッチでプレーすることが重要だった。ここに来られて嬉しい。プレミアリーグで、しかも、ウェストハムのようなクラブでシーズンを戦えることを楽しみにしている」と語っている。
 
 プレミアリーグ復帰が決まったハートは、2年振りとなるイングランドでどのような活躍を見せるだろうか。
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