【JWC 浦和-ドルトムント│展望】ボシュ新体制、本気モードの実質初陣。デンベレやシュールレに、関根が主導権を握れるか? 香川は…

2017年07月14日 サッカーダイジェスト編集部

ヴァイグルやダフードら試合を作れる選手が不在。浦和にもチャンス!

3-4-2-1対4-3-3の対戦になるか。元千葉のピーター・ボシュ監督の采配にも注目だ。チケットは売り切れ。

[Jリーグ 明治安田生命ワールドチャンレンジ2017]
浦和レッズ - ドルトムント
7月15日/19時10分/埼玉スタジアム

 元千葉のペーター・ボシュ新監督(前アヤックス指揮官)が就任したドルトムントにとって、実質的な初陣になる。予想布陣は昨季をベースに組んだものの、果たしてどのような顔触れで臨んでくるのか。
 
 日本代表のシリア戦で左肩を脱臼した香川、ロデの出場は微妙。香川は14日の会見で無理をしないことを明言している。 
 
 また長期離脱から練習に合流したゲッツェだが、指揮官は慎重を期しており欠場させる見込み。移籍が噂されたオーバメヤンの起用法もひとつの注目点だ。
 
 サイドバックが主戦場のドゥルムは、11日のロット=ヴァイス・エッセン(4部)戦で、中盤を務めている。ただ、その試合は2-3で敗れた。
 
 一方、迎え撃つ浦和は最近のリーグ戦で2勝4敗、実に11試合連続で失点を喫している。最終ラインの3バックに、何かしらのテストをする可能性はある。
 
 前線は、コンディションによってはR・シルバに無理をさせず、興梠、武藤、さらにズラタンや梅崎、矢島らを起用するか。22日にはC大阪戦を控えており、同様に阿部らベテランには無理をさせず、早めに交代や途中出場にすることも考えられる。

 また、ヴァイグルやダフードといった試合を作れる選手が不在であり、パスサッカー主体の浦和としては、そのあたりの隙を突きたい。
 
 若手や出場機会に少ない選手にとっては、親善試合とはいえアピールのチャンスになる。チームとしても、このドリームマッチで、浮上へのキッカケを掴みたいところ。各国代表の主力選手が揃うドイツの昨季3位の強豪に、ホーム埼スタの後押しを受けて金星を掴み取りたい。
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