7戦負けなしのC大阪が首位浮上!FC東京は攻撃陣が不振で痛い3連敗

2017年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半に先制を許したが、後半に猛反撃で3ゴール!

決勝点を決めた松田(2番)は、守備でも高い集中力を見せた。写真:川本学

[J1リーグ17節]C大阪3-1FC東京/7月2日/金鳥スタ

 J1リーグ17節のC大阪対FC東京が2日、キンチョウスタジアムで行なわれ、C大阪が3-1で快勝した。
 
 21分にFC東京のピーター・ウタカに先制点を奪われたC大阪は、後半に猛反撃を仕掛ける。まずは57分、水沼宏太のクロスを杉本健勇がヘッドで合わせて同点に。63分には、水沼のラストパスを受けた松田陸がGKとの1対1を制して逆転弾をねじ込み、さらに83分にソウザが豪快なミドルを突き刺して勝負の行方を決めた。
 
 C大阪は直近7試合で負けなしの6勝1分け。今節の勝利で勝点を35に伸ばし、柏を抜いて暫定首位に浮上した。ユン・ジョンファン監督は、「前半はあまり良くなかったが、後半はしっかり戦えた。それが、この結果につながった。選手たちの勝ちにこだわる勝負強さや粘り強さが良くなっている。それがしっかりピッチで表現できている」とコメント。首位浮上については、「まず1週間は気持ちよく過ごします」と笑顔を見せた。
 
 一方、FC東京は永井謙佑のスピードを活かして何度かゴールに迫ったが、フィニッシュの精度を欠いて追加点が奪えなかった。永井がスルーパスに抜け出して迎えたGKとの1対1をしっかり決めていれば、あるいは違った結果になったかもしれない。
 
 これでFC東京は3連敗。順位は9位のままだが、ここ3試合でわずか1ゴールと攻撃陣が不振に陥っている。なんとか立て直したいところだ。
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