磐田4連勝! 名波監督が勝因として讃える「自信」に基づいたプレーとは?

2017年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

俊輔-川辺ラインで先制、櫻内が敵将も脱帽の一発。

チームに漲る「自信」がプレーに表われていると語った名波監督。磐田は4連勝で上位に食らいつく。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ17節]新潟0-2磐田/7月1日/デンカS

 磐田が敵地で新潟を下し、4連勝を飾った。

 磐田は40分に、右サイドでボールを受けた中村俊輔がボールキープからタイミングを計って川辺駿にパスを送る。そのまま縦に抜け出した川辺が強烈なシュートを放つと、これが相手のオウンゴールを誘い先制点に。

 後半に入り54分、磐田は相手ゴール前でのセカンドボールに反応した櫻内渚が華麗なボレーシュートを突き刺し2点目。敵将の呂比須監督も「素晴らしいシュート」と脱帽するスーパーゴールだった。

 磐田はこの2点を堅守で守り切り、敵地で貴重な勝点3をゲット。4連勝を達成した。

 試合後、磐田の名波監督は「ハーフシーズンを4連勝で締めくくりたいと選手には言っていた。そのミッションを100%の全力プレーでやってくれたと思う」と選手たちの頑張りを讃えた。

 また名波監督は、チーム内に漲る「自信」がプレーを向上させていると感じているようで、この日の勝因を問われると、「自信があるぶん、前を向いたプレーが非常に多かった。特に1点を取って、2点目が入るぐらいまでの間に、前向きなプレー、前向きな選手を使う意識が多く見られたし、守備でもアプローチのスピードや判断で、我々のほうが一歩、二歩先に(前に)出れたのは、そういう自信がそうさせてくれたと思う」と語った。

 これで勝点29となり、暫定首位の柏(※7月2日に鹿島戦)には4差と迫る。「今日の試合前、ホワイトボードに『とにかく上位にしがみついていこう』『離されないでいこう」ということを書いた。それをシーズン終盤まで選手が忘れずにやってくれれば、もっともっといいところまでいけるんじゃないですかね」と語った名波監督。上位争いへ強い意欲を見せている。
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