６月25日（現地時間）、コンフェデレーションズカップのグループステージ第３節が行なわれ、ドイツはカメルーンを３-１で下し、チリはオーストラリアと１-１で引き分けた。


　４チーム全てに準決勝進出の可能性があったグループBだが、最終節での逆転はなかった。
 
　ドイツは序盤こそ、気合の入ったカメルーンに再三、ゴールに迫られたものの、徐々に押し返し、後半開始間もなくしてデミルバイの強烈なミドルで先制。64分のマブカの退場で数的優位を得ると、ヴェルナーが２点を追加し、相手の反撃を１点に抑えて勝利を飾った。
 
　チリはオーストリアに速攻から先制を許したが、68分にM・ロドリゲスが決めて同点。そのまま逃げ切り、勝点１を加えて２位でのグループステージ突破を果たした。
 
　この結果、準決勝ではドイツがメキシコ（グループA２位）と、チリはC・ロナウド擁するポルトガル（グループA１位）と対戦することが決定。前者が25日、後者は26日に行なわれる。なお、３位決定戦と決勝戦は７月２日に開催される。
 
【コンフェデ杯・グループステージ第３節】
グループB
ドイツ ３-１ カメルーン
得点：ド＝デミルバイ（48分）、ヴェルナー（66・81分）　カ＝アブバカル（78分）
 
チリ １-１ オーストラリア
得点：チ＝ロドリゲス（67分）　オ＝トロイージ（42分）
 
最終順位
 １位 ドイツ　勝点７
 ２位 チリ　勝点５
 ３位 オーストラリア　勝点２
 ４位 カメルーン　勝点１