【日本代表】今野泰幸が明かすイラクの警戒ポイント。「この間のシリアよりも…」

2017年06月12日 本田健介(サッカーダイジェスト)

自身のコンディションについては明言を避ける。

イラク戦へ向けトレーニングに励む今野。先日のシリア戦を引き合いにイラクのイメージを語ってくれた。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 6月7日のシリア戦で、チームを敗戦から救ったのは今野泰幸だった。「迷いがあった」というインサイドハーフを務めながら、ゴール前に何度も顔を出すと、1点ビハインドで迎えた58分に長友佑都のクロスを押し込んだ。
 
 代表復帰を果たした3月のUAE戦では貴重な追加点を奪っており、ここ2試合で2ゴールと活躍。そんな今野が6月13日のワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦へ向けて、注意点を挙げてくれた。
 
「相手をスカウティングしたが、かなり激しい試合になるはず。この間のシリアもかなり激しかったし、強かった。でも、そのシリアより、もっと激しいという情報なので、難しい試合になると思う。そういう相手にはチーム全体で戦わなくちゃいけない」
 
 自身のコンディションについては「自分では分かんないです。そこは周りの人が判断することなので。自分は一生懸命やっているだけ。監督やスタッフ、観客が判断することだと思います」と、明言を避けた。
 
 もっとも、左第5趾基節骨骨折から復活したばかりだったシリア戦より、状態は良くなっているはずだ。勝負のイラク戦で、また"仕事人"ぶりを発揮してくれるか楽しみにしたい。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事