移籍金247億円、年俸148億円…C・ロナウドは中国から超破格オファーにもなびかず?

2017年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

目眩のするようなオファーも、C・ロナウドは気にも留めず?

CL優勝セレモニーでは、新しいヘアスタイルを披露したC・ロナウド。そんなスーパースターに中国クラブが天文学的なオファーをしたという。 (C) Getty Images

 もはや天文学的な数字だ。スペイン紙『アス』は現地時間6月9日、中国のクラブがレアル・マドリーに所属するクリスチアーノ・ロナウドを獲得すべく、移籍金2億ユーロ(約247億2000万円)のオファーを準備していると報じた。
 
 ユベントスとのチャンピオンズ・リーグ決勝でも2ゴールを挙げる千両役者ぶりを披露し、自身通算4回目となる欧州制覇を果たしたC・ロナウド。32歳となり、かつてのようなドリブル突破こそ見せなくなったがその高い決定力は健在で、通算5回目のバロンドール受賞も確実と言われている。
 
 そんな衰え知らずのポルトガル代表ストライカーだけに、ビッグオファーの噂は絶えない。先日もポルトガル紙『ア・ボーラ』が、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン、モナコ、そして中国のクラブがC・ロナウドを狙っており、1億8000万ユーロ(約222億4000万円)という巨額の移籍金を準備していると報じたばかりだ。
 
 しかし、C・ロナウドの市場価格はとどまるところを知らない。アス紙によると、クラブ名こそ明かされていないが、中国のクラブが来週中に2億ユーロのオファーを提示するという。
 
 しかも、選手本人には年間で1億2000万ユーロ(約148億3000万円)という破格のサラリーが準備されているそうだ。実現すれば、もちろん、アスリート史上最高額となる。
 
 ただ、アス紙によれば、この目眩を引き起こしそうな金額にも、C・ロナウドはなびくつもりがないという。ジョルジュ・メンデス代理人は昨年12月、やはり中国から巨額オファーがあったものの、「金がすべてじゃない」と本人が断ったことを明かしたが、今回も結論は変わらないというのだ。
 
 ア・ボーラの報道を受け、去就を問われたC・ロナウドは、「不可能なことは何もない」と答えたが、アス紙はC・ロナウドが6回目のバロンドール受賞、そしてR・マドリーのパコ・ヘント名誉会長に並ぶ通算6回目の欧州制覇というさらなる栄光を追い求める考えだと報じている。
 
 偉大なるストライカーはこれからもR・マドリーで栄光のキャリアを築き続けるのか? 
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